news
株式会社アカネサス
成長加速化・大規模成長投資補助金の採択企業を分析|通る会社の共通点
経産省の大型補助金「成長加速化補助金」と「大規模成長投資補助金」。どんな会社が採択されているのでしょうか。今回は、採択企業の傾向と食品メーカーの採択パターンをまとめます。
採択企業の傾向
採択企業の多くは製造業で、なかでも食品製造業は採択の多い業種のひとつです。成長加速化補助金は売上数十億円規模で「売上100億円」をめざす企業、大規模成長投資補助金はさらに規模の大きい中堅企業が中心です。
食品メーカーの3つの採択パターン
|
パターン |
投資の内容 |
成長ストーリー |
|
①
新工場+自動化 |
老朽化した工場を集約して新工場を建設、自動包装ラインやAI検品を導入 |
生産能力を引き上げ、大手小売への供給体制を強化 |
|
②
冷凍食品への進出 |
急速冷凍機・冷凍保管庫・冷凍対応の包装ラインを新設 |
調理ノウハウを生かして冷凍食品市場に参入 |
|
③
大型物流センター |
分散した物流拠点を集約し、自動倉庫・自動仕分けを備えたセンターを新設 |
物流コストの削減とリードタイム短縮で広域展開を加速 |
採択企業に共通する5つの特徴
・
過去数年の業績が安定して伸びている
・
利益率が高く、いまの時点で賃上げできる体力がある
・
5年後のビジョンと投資の必要性を、経営者が自分の言葉で語れる
・
メインバンクなど金融機関と良好な関係があり、融資の見込みがある
・
雇用や地元からの仕入れなど、地域への効果を数字で示せる
申請前に確認したい「みなし大企業」
大企業が株式の多くを保有している、大企業出身の役員が多いなど、いわゆる「みなし大企業」に当たると申請できません。大手食品メーカーや商社が出資している会社は、株主・役員構成を事前に確認しておきましょう。
まとめ
採択企業に共通するのは「伸びている業績」「賃上げの体力」「経営者の言葉で語れる成長ストーリー」です。2制度の採択率や企業規模の比較、セルフチェックは、当社運営の「food-hojo.jp」の連載で詳しく紹介しています。
