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ニッチな装置!しかし導入効果の高さは抜群!製品情報

  1. 元生産技術職が説明した【食品機械の解説】
  2. 今回の装置はニッチな市場、導入効果激高の装置です。

今回の記事は「食品機械の解説」串挿し機のご紹介です!
この串挿し機、市場はニッチでも「串うち作業」の効率化につながる画期的装置です!



串挿し機の種類、原理、使用用途について
・串挿し機の原理
食材を専用のトレー、アタッチに供給し、食材を上から押さえて串を刺すタイプが主流です。加熱したときに食材が脱落したり、回転したりすることがなく、手作業のような仕上がりが可能です。食材を載せるアタッチを変更することで形状の違う食材を串挿しすることも可能になります。
焼き鳥や串焼き用串挿し機や、フランクソーセージ用串挿し機等、生産商品に合わせたラインナップがあります。

・串挿し機の用途
一般的な焼き鳥用の鶏、豚、牛の角切り肉、つくね、ソーセージ、野菜など、各種形状の製品に対応した製品があります。串のタイプも、丸串、平串、鉄砲串、竹串等に対応できます。
串挿機とは、
焼き鳥などのように食材に串を挿す事に特化した専用装置です。
焼き鳥の串に肉を刺す串打ちという作業は、機械化、自動化することは不可能といわれていました。串に刺した肉を焼くときに肉が回らないように串打ちをする必要があり、職人の技術が必要で機械では再現ができなかったためです。

串挿し機の選定ポイント、導入時の確認ポイントについて
串挿機の選定ポイントについて
・生産する商品に対応しているか
 生産する製品によって、製品を供給するアタッチ形状が変わるため、製品に合わせた仕様を選定します。
 肉、魚、野菜など菌汚染やコンタミネーションの観点から製品ごとに供給アタッチが必要になります。 

・串タイプに対応しているか
 串挿機の仕様によっては丸串のみの対応の場合もあります。自工程で導入を検討する場合は何種類の
 どの長さの串を使用するかを整理して検討を進めていく必要があります。 

・処理能力はどれくらいあるか
 串挿機の処理能力は非常に幅広く数百本/時間程度の仕様から10,000本/時間まであります。
 ただし前工程からの供給量を検討しなければ不要な能力となってしまうので前後工程も含めて検討します。

・サニタリー性が考慮されているか
 生肉や生野菜を扱う装置となりますので、生産後の掃除が容易、分解が容易といったようにしておくことで
 生産時間以外の清掃時間の確保に繋がるためサニタリー性も当然考慮して仕様を検討いたします。

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