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食品工場における5Sとは??

  1. 食品工場における5S管理の重要性

■食品工場における5S管理とは?

5Sとは整理」・「整頓」・「清掃」・「清潔」・「しつけ」の5 つの管理項目の総称で食品工場では

一般衛生管理の一環として取り組まれています。食品工場では衛生面が重要視される反面、油汚れや生ごみも

発生する環境であり、より徹底した衛生管理が求められます。


■5Sの取り組み内容と必要性

【整理】

整理とは必要なもの・不必要なものを明確に区別し、不要なものは廃棄する取り組みです。

特に食品工場では異物混入等が非常にシビアな世界なので製造・加工・包装等の工程ラインで

備品が放置されていないか確認したり、工場内持ち込み禁止物(化学物質)などが持ち込まれていない

環境を作る必要があります。


【整頓】

整頓は必要な備品・部品などの管理場所を明確にし、必要な時にいつでも使用できるようにします。

管理場所はもちろん、置き方であったり数量の管理も徹底することが重要です。

また、管理場所も異物混入しないような安全な場所を考慮して決めてください。

もう一つ、盲点になるところが作業中の備品の置き場です。ついつい機械の上などに置いてしまい

うっかり回収し忘れるなんてこともあります。細かいですが作業中の備品・工具等の置き場所も決めておくと

更に良いです。


【清掃】

当たり前ですが製造現場は常に清潔である必要がございます。ゴミ・ホコリはもちろん

製品製造で出た産業廃棄物の管理も徹底しましょう。また、機械・設備の定期清掃も

保全の意味を含めて欠かさずに行いましょう。


【清潔】

食品工場は工場全体が清潔である必要があります。

特に湿度の高い環境は「カビ」や「菌」の繁殖も懸念されます。

機械・設備のみならず、天井や床そして働く人も清潔である必要があります。

殺菌、洗浄を定期的に行い細菌汚染を防ぐ取り組みが必要です。


【しつけ(習慣)】

食品工場の衛生管理の上で、従業員の衛生管理に対する意識が最も重要です。

従業員の安全はもちろん、製品の異物混入や不良品を出さないために

決められたルールや手順を正しく守る必要があります。

従業員が正しくルールを守れるような環境作りが必要です。


■まとめ

食品事業者の方であればおそらく聞いたことがある人が

ほとんどだと思いますが今一度見直してはいかがでしょうか。

5Sの取り組みはしているが、現場がなかなか綺麗にならないといったお悩みもあると思います。

まずは自社の課題を明確にしてみてください。



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