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FOODTOWNの一日一報 No,9 SDGs、環境問題コラム
作られた食べ物の全てが食卓まで到達できるわけではありません。例えば野菜でいうと、少し変な形をしていたり、少しサイズが小さかったり……そういった野菜は買ってもらいにくいため、スーパーに並ばずに廃棄されてしまいます。
このように、食べられるのに出荷されず廃棄されてしまう食品を、余剰食材と呼びます。ある農家さんは、生産した野菜の2〜3割は廃棄されている、とも言っています。
では、これらの余剰食材をなぜ活用するのでしょう。実はこれは、私たち一般消費者のためなのです。
現在、食糧生産のために、世界で1年間に使われる水の70%が使われています。また、全世界で出ている温室効果ガスの25%が、食糧生産に由来するものだと言われています。
将来の水不足、地球温暖化と言った問題を軽減するためには、作ったものを効率よく使用する必要があるのです。
私たちは余剰食材を活用するために、「フードロス新生メニュー」の開発や、「食育プログラム」の実施をしています。
「フードロス新生メニュー」とは、青山学院のイチナナ食堂とコラボし、余剰食材を活用したメニューの企画をしています。「ランチを変えるだけで、未来が変わる」をキャッチコピーに、11月下旬にコラボ弁当が販売されます。
「食育プログラム」は、余剰食材に興味を持っていただけた方向けの食育コンテンツです。生産・流通段階で生じる余剰食材ですが、他にも調理の際にまだ食べれる部分を捨ててしまったり、量が多くて食べ残してしまったり……このように、まだ食べれるのに廃棄される食材を総称して、「フードロス」と呼びます。このフードロスをなくすためには、様々な立場の人の協力が不可欠です。このプログラムでは、消費者の目線からだけではなく、農家、外食産業の視点からもフードロスの現状を読み解きます。
フードロスの削減を目指して、以上のプロジェクトを、下記の企業様・団体様と協力して遂行して参ります。
協賛企業様・団体様
総合プロデュース
青山学院ヒューマン・イノベーション・コンサルティング(株)
生産、物流
JAマインズ (府中)
本プロジェクト趣旨に賛同・協力してくださる協賛農家
JAマインズ (府中)と提携している物流事業者
レシピー企画、食育プログラム、イベント PR 戦略
青山学院大学経営学部 玉木研究室
青山学院大学における学生団体
東京農工大学 公認団体 のこすまいと
ICU 学生団体
FOOD TOWN
Robots Town株式会社
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