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未来の食品工場を創るために——102名の参加者様に感謝を込めてメディア

2025年4月25日、東京都港区のアットビジネスセンターサテライト赤坂見附にて、
私たちRobots Town株式会社主催による
「食品工場ユーザー交流会~未来の食品工場を創る~」を開催いたしました。
当日は、全国各地から総勢102名もの皆様にご参加いただき、
講演・ディスカッション・交流を通じて、食品業界の未来を共に考える貴重な時間を持つことができました。
ここに改めて、ご参加いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。
プログラムダイジェスト
開会宣言
特別ゲストとして
農林水産省 大臣官房 新事業・食品産業部 食品製造課 原材料調達・品質管理改善室長 阿辺 一郎様より、開会のご挨拶を頂戴いたしました。
阿辺様からは、
「食品産業の未来を創る皆様への期待」
「現場の声を政策にも反映していきたい」という熱いメッセージを賜り、
会場全体が一層引き締まった空気に包まれました。
「ここから新しい食品業界の未来が動き出す」——
そんな高揚感と共に、交流会がスタートしました。
基調講演1|食品工場自動化の最前線(白坂 紳滋)
弊社代表の白坂より、最新の自動化技術導入事例や、食品工場の省力化・効率化に向けた最新動向をご紹介。
単なる技術紹介にとどまらず、実際の現場でのリアルな課題や、導入に至るまでの試行錯誤についても赤裸々に語り、「自分たちの現場でもすぐに活かせる」と共感する声が多数寄せられました。
講演が進むにつれ、会場は一気に熱気を帯び、
参加者の皆様一人ひとりが真剣な眼差しで聞き入る空気に包まれました。
私たちが伝えたかった「現場起点で考える食品工場の未来」というメッセージは、
確かに参加者の皆様へ届いたと実感できる、大変意義深い時間となりました。
基調講演2|FOODTOWN×北海道の協業について(黒澤 辰憲様・ノーステック財団)
ノーステック財団 ビジネスソリューション支援部 副部長の黒澤 辰憲様より、北海道における食品業界の技術シーズ、大学・研究機関との産学連携プロジェクト推進事例についてご講演いただきました。
特に、地方発のイノベーションをいかに育み、食品工場の生産技術向上や商品開発に活かしていくかについて、実践的かつ現場目線の知見を数多く共有していただき、会場からも大きな関心が寄せられました。
さらに、各種補助金制度の活用方法や申請時のポイントに至るまで、具体的な情報もご提供いただき、参加者にとって極めて実務的な学びを得る機会となりました。
講演後半には、北海道を代表するジンギスカンブランド「松尾ジンギスカン」様の特別チケットまでご準備いただき、そのユーモアあふれるお心遣いに、会場からは笑顔と拍手が沸き起こりました。
基調講演3|食品工場の今後の在り方について(加藤 稔様・くら寿司株式会社)
「鎖国経営」とも称される、くら寿司様の独自の企業文化を背景に、執行役員 製造本部長兼衛生管理本部長の加藤 稔様より、会社作りやチームビルディングの大切さについてご講演いただきました。
単なる衛生管理・製造改善の枠を超え、人材育成・組織づくり・企業文化の醸成に至るまで、現場目線でのリアルな知見を惜しみなくご共有いただきました。
参加者一同、「組織の力が企業を支える」ことの重要性を改めて実感し、深い学びと気づきを得る時間となりました。
基調講演4|新商品開発の成功法則(五郎丸 新治様・GPC株式会社)
GPC株式会社 代表取締役社長の五郎丸 新治様より、国内外での豊富な経験、とりわけタイでの洪水被害という未曾有の危機を乗り越えた実例をもとに、「売りたい視点」と「解体視点」の重要性について、リアルなストーリーを交えてご講演いただきました。
特に、洪水後に赤字経営から売上回復を果たすため、製品企画や市場戦略をゼロから見直し、挑戦されたエピソードは、会場の多くの参加者に強いインパクトを与えました。
「売りたいという想い」と「市場ニーズに合わせて再構築する柔軟さ」の両立が、成功に不可欠であること。
その生々しい体験談に、学びと共に大きな感動を覚える時間となりました。また、五郎丸社長ならではのユーモアと情熱あふれる語り口に、会場は終始引き込まれ、「楽しく、そして深く学べた」という声が多く寄せられました。
テーブルディスカッション
——「食の10年後の未来」について熱く議論
続いて行われたテーブルディスカッションでは、
「食の10年後の未来」をテーマに、参加者同士で意見交換を行いました。
生産現場の課題、マーケットの変化、人材確保、国際展開…。
さまざまな視点から熱い議論が交わされ、異なる業界・立場を超えて新たな気づきが生まれる場となりました。
ファシリテーターはRobots Town代表白坂、パネリストには、
農林水産省 阿辺氏、くら寿司株式会社 加藤氏、GPC株式会社 五郎丸氏、ノーステック財団 黒澤氏にもご登壇いただき、議論にさらなる深みを加えてくださいました。また、参加者の皆様にも積極的に話題を振り、その場での質問や意見発表を随時受け付ける形で進行。
聞くだけでなく「語り合う交流会」として、一人ひとりの考えが場をつくる貴重な時間となりました。
参加者の声|交流の中から芽生えた手応え
今回の交流会では、終了後のアンケートにて
「とても満足」「満足」と回答された方が全体の99%という、非常に高い評価をいただきました。
この結果は、講演・ディスカッション・会食のすべてを通じて、
参加者の皆様にとって価値ある時間となったことの証と受け止めております。
実際に寄せられた声としては
- 「これまで個別に抱えていた課題が、共通する業界課題だと実感できた」
- 「食品業界の交流会はあまりないので直接意見交換できたのは大きな財産だ」
- 「現場で役立つリアルな情報が得られた」
- 「自分も何かアクションを起こそうと思える機会になった」
といった、前向きな感想が数多く見られました。
参加者同士の会話の中から、協業や視察の計画が生まれた場面もあり、
この交流会が「つながることで課題解決に近づける」という実感へとつながったことに、
主催者としても大きな手応えを感じています。
会食でさらに深まった絆
交流会終了後には、徒歩圏内の飲食店にて会食を開催いたしました。
講演やディスカッションでは語りきれなかった話題が次々と飛び交い、
会場は終始、笑顔と活発な会話にあふれていました。
特に印象的だったのは、「次回もぜひ参加したい」「次は取引先の担当者も連れてきたい」という声が多く聞かれたことです。それだけ、今回の出会いや学びが、皆様の心に深く残ったのだと実感しています。
また、「うちの工場でも同じ課題がある」「それ、一緒に考えましょう」といった共感や、
「今度ぜひ見学に伺いたい」といった次の行動に繋がる会話も多く見られました。
リラックスした雰囲気の中で、
“ただの名刺交換”を超えた信頼関係とつながりが生まれたこの時間は、
今後のビジネスや連携の新たなスタート地点となると確信しております。
最後に
今回の交流会を通じて改めて感じたことは、食品業界には変革の力と熱意を持った皆様がたくさんいるということです。
私たちRobots Townは、これからも皆様と共に、「未来の食品工場」を創り上げる挑戦を続けてまいります。
このたびご参加いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
そして、今回のご縁を大切に、今後も皆様と一緒に成長していけることを願っております。
また次回のイベントでお会いできることを楽しみにしております!
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