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FOODTOWNの一日一報 No,33 食品機械、設備解説

商品検索をする前にどんな生産設備なのか、どんな用途?、どれくらい費用かかる?
そんな情報を食品製造現場の専門家が解説します!自社での導入も検討してみては?

今回解説する設備は「靴裏洗浄機」です!
FOODTOWNでは一日一善ならぬ、一日一報と題して食品に関連する情報を発信していきます!

食品工場や製造現場の課題解決に繋がる情報、展示会やセミナー情報、すき間時間に読みたい情報など

お届けしていきますので、FOODTOWNに毎日アクセスしてくださいネ!!

第33回目は食品製造現場に入室する際に活躍している設備「靴裏洗浄機」の紹介です。
自社、自工程に導入していない生産設備のことも知れば、今悩んでいる課題解決に使えるかも!?


①靴裏洗浄機とは
靴裏洗浄機とは、その名の通り作業靴の靴底を洗浄する装置です。
食品工場や医薬品工場、精密電子部品工場など一般的に汚れを嫌う製造現場出入り口に設置されています。
食品工場の製造現場では食品の原料となる粉や味付け用の液体、出来上がった裸製品など落下しているケースも
多々あり作業靴の靴底には原料や食材が付着することは日常的に発生します。

靴底に原料や食材がついた状態を放置しておけば、菌が繁殖したり、害虫の発生原因になります。
そこで靴底を洗浄する装置を使うことで清潔な靴底を保つことができ、菌や害虫の発生を防ぐことができます。
靴裏洗浄機の種類、設置場所、運用方法について解説していきます。

②靴裏洗浄機の種類、原理、使用用途について
靴裏洗浄機の種類は大きく分けて2種類あります。
1.水や洗浄液とブラシで洗浄するタイプ
ブラシだけでは除去しきれない汚れに、水分を加えて洗い流すタイプです。
水+ブラシで洗浄する工程と吸水マットで靴裏の水分を除去する2工程仕様が多くあります。 
給排水機能のついた装置であれば洗浄槽の水を入れ替える必要がなく衛生的な状態を保つことができます。
 
2.ブラシのみで洗浄するタイプ
ブラシで靴裏を擦るような動きで汚れを除去するタイプです。 種類によってはエアーが出るものもあります。
粉体や粘性のあるものなど水分が加わることにより変質してしまう汚れに対してはブラシのみで洗浄するタイプが有効です。

③靴裏洗浄機選定ポイント、導入時の確認ポイントについて
靴裏洗浄を導入することによるメリットとデメリット
メリット
1.手を汚さずに靴裏の洗浄ができるため衛生的。
2.洗浄機の仕様によっては洗浄時間を決めれるなど、装置の上に立つだけで靴裏掃除ができる。
3.靴裏を清潔な状態に保つため、製造現場内の床も汚れが少なく掃除の手間が省力化できる。

デメリット
1.メンテナンスに時間がかかる。夏場など定期的な清掃をしないと菌や害虫の発生源となる。
2.導入費用が高い。

④靴裏洗浄機導入後のトラブル事例と事前対策ポイントについて
トラブル事例
靴裏洗浄機ブラシ部に付着している異物が作業着に付着、製造現場内に持ち込まれ異物混入した。

原因①
靴裏洗浄機ブラシ部に靴裏からかき取られた異物が堆積した状態で使用し続けられていた。
原因②
靴裏洗浄機の水溜部やブラシ部を清掃管理対象としていなかった。

対 策
靴裏洗浄機など直接的な製造設備以外も、異物や虫の発生源となるため管理対象とする。
※製造現場内は点検や清掃が比較的行き届いているが、玄関、倉庫、保管庫なども製造現場内として管理対象とする。

⑤靴裏洗浄機価格について
靴裏洗浄機の参考仕様
2人用でブラシ+洗浄水を使用して靴裏洗浄を行う仕様の想定で約100~120万円
※本体価格のみの金額の為、別途設置工事費用、運搬費用などが必要です。

FOODTOWNでは様々な食品工場、製造現場の課題解決サポートを一気通貫で行います。

ヒアリングシートに自社の課題を入力することから全てがスタートします。
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それぞれ抱えている課題は千差万別、FOODTOWNの自動化アドバイザーは食品業界の課題解決の
プロフェッショナルとして課題解決まで伴走していきます!!

「自動化」が実現すれば、ハッピーになる人が増え、食品業界は必ずもっとよくなります。
そのためにFOODTOWNは、今後も大いに邁進していきたいと思います。

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