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FOOD TOWN取り上げていただきました!


大阪産業創造館発刊「Bplatzpress」でFOOD TOWNについて掲載いただきました。

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課題解決型マッチングで食品工場の自動化を後押し

 2023.04.21

食品製造業の労働生産性は製造業平均の約6割と、製造業の中で最低レベルにとどまっている。労働生産性が低い理由の一つが、製造現場の多くで人海戦術に頼っていることだ。Robots Townはこの現状を打破すべく、製造ラインの自動化を図りたい食品工場と食品機械メーカーをマッチングする目的で「FOOD TOWN」をこのほど開発した。

他のマッチングプラットフォームが、食品工場側が求める機械を検索して機械メーカー先を探す仕組みであるのに対し、「FOOD TOWN」は食品工場がヒアリングシートに書き込んだ自動化や省人化に関する課題をもとに、Robots Townが第三者の視点で解決までをサポートする提案ができることが特長だ。「自動化のためにどのような製造ラインを構築すればよいのか、価格、納期、コストのうち何を優先したいのかもふまえ、最適な機械メーカーを紹介しています」と白坂氏。

「FOOD TOWN」の強みはそれだけではない。機械の導入によって実際にどれだけの省人化につながり、機械が何年で償却できるかをふまえ、収益にどれだけ貢献できるかといった数値もはじき出す。さらに、担当者が経営層に導入メリットをしっかり伝えられるよう稟議書作成までサポートするというから、かゆい所への手の届き具合は半端ない。

行き届いたサービス開発の背景には、白坂氏を始め創業メンバーがもともと食品メーカーで働いていた経歴を持っていることにある。「私自身、駆け出しのころは工場の現場を支えてくれているパートさんに助けてもらいました。パートさんが辞めないようにするにはどうすればよいかを真剣に考え、開発に至りました」。

今後スタッフもさらに増えていく予定だ。

もっともシステム開発について素人同然だったため、プログラムができる技術者を採用し、外部人材を活用しCTO(最高技術責任者)も置いた。「FOOD TOWN」に参加する食品工場、機械メーカー双方の開拓でも苦労したが、特に後者についてはこのほど食品機械メーカー約300社が加盟する一般社団法人日本食品機械工業会と連携することで可能性が大きく開けた。

すでに数多くの実績も挙げている。たとえばある食品メーカーに対しては、26台ある製造ラインそれぞれに1人ずつ配置して行っていた重量チェック、不良品検出作業を、重量チェッカーとX線検査機械を組み合わせた一体型機械を導入することで26人の省人化に結び付けた。

4月からは機械メーカーだけでは担えない製造ラインの前後の機械を担うメーカー部門も立ち上げた。熱意で周囲を巻き込んでいく白坂氏のパワーは計り知れない。「将来は自動化のテーマにとどまることなく、食品工場が抱えるすべての課題を解決できる仕組みを作り上げたい」と目標を掲げている。



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