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FOODTOWNの一日一報 No,45 製品の味の決め手にもなる?!スライサーを解説!


今回解説する設備は「スライサー」です。
FOODTOWNでは一日一善ならぬ、一日一報と題して食品に関連する情報を発信していきます!

食品工場や製造現場の課題解決に繋がる情報、展示会やセミナー情報、すき間時間に読みたい情報など

お届けしていきますので、FOODTOWNに毎日アクセスしてくださいネ!!

第45回目の一日一報。今回紹介する装置はスライサーです。


スライサーの種類、原理、使用用途について
加工する食材ごとに様々なスライサーがあります。様々な業務用スライサーの種類を説明します。
[食肉加工用スライサー]
・チルド肉用スライサー
弾力がある原料に対して、変形を抑えながら均一にスライスする機械

・冷凍肉用スライサー
固い冷凍肉に対して、原料を押さえながら強固な刃物とパワフルなモーターで均一にスライスする機械

・鶏肉用スライサー
鶏肉の原木形状にあわせた専用機械が販売されています。

[野菜用スライサー]
葉菜類から根菜類まで高効率・大量切裁することが可能です。

[ケーキカッター]
円形・長方形・正方形などの形状のケーキを等分割できます。ロールケーキ、三角ショートケーキ、
キューブ形など、複数パターンのカット形状に対応可能です。

[チーズシュレッダー]
ソフトチーズからハードチーズに至るまで高速・大量処理することが可能です。バターや豆腐の
カットにも対応する製品もあり、 1台で幅広いアイテム、カット仕様に対応可能です。

スライスの原理は、対象の食材をその形状にあわせて固定させ刃物で切断するものが一般的です。
食材の性状や加工内容、安全性、メンテナンス性の観点から、各メーカーがノウハウを結集してスライス技術を進歩させています。
近年では、超音波を活用したカッティングやウォータージェット(超高圧水)による加工技術も製品化されています。
また形状加工においては、1枚(ピース)あたりの厚さを調整できるだけでなく、1枚当たりの重量を揃える機能(定量機能)を備えた製品もあります。

スライサーの選定ポイント、導入時の確認ポイントについて
スライサー選定ポイントについて
・加工する原料(原木)の種類や性状に適しているか
スライスする食材によってスライサーの仕様は大きく変わります。野菜の中でも様々な
硬さやカット方法がありますので食材が明確になっていることが重要です。 

・処理能力はどれだけあれば十分か
スライサーのカットする方法で処理能力はほぼ決まります。求める処理能力を明確にしておきます。

・作業者の熟練度に合わせた安全性能
スライスを行う装置であるため、刃物を使用します。製品が詰まったために運転状態のまま詰まった製品や
異物を取り除くといった労働災害の発生リスクは常にあります。安全カバーなど必要な安全対策を行うことが重要です。

・サニタリー性
スライスする製品は基本的に生ものが多いため、熱湯洗浄や除菌、殺菌可能な仕様であるかは確認が必要です。
熱湯洗浄が可能なことや、装置の分解が容易であるかもサニタリー性に大きくかかわります。

FOODTOWNでは食品工場、製造現場の課題解決サポートを一気通貫で行います。

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それぞれ抱えている課題は千差万別、FOODTOWNの自動化アドバイザーは食品業界の課題解決の
プロフェッショナルとして課題解決まで伴走していきます!!

「自動化」が実現すれば、ハッピーになる人が増え、食品業界は必ずもっとよくなります。
そのためにFOODTOWNは、今後も大いに邁進していきたいと思います。

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