テラフィル工法
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テラフィル工法とは
透水タイプ「テラフィルOC」・不透水タイプ「テラフィルCC」を選べるセメント系では最軽量の充填・盛土工法です。
地盤沈下が発生する地盤の弱い地域では、空洞充填材や盛土材の荷重は弱い地盤にさらなる負担をかけ沈下を促進する原因となります。
軟弱地盤地域への充填・盛土のために開発されたテラフィルは、土を主材料とする充填材・盛土材と比較すると約10倍の強さを持ちながらも、荷重を最小限に抑えた施工が可能です。
テラフィル工法の特長
1.軽くて強い
テラフィルの密度・強度は目的に合わせ下記の範囲で設定が可能です。
【透水タイプ 「テラフィルOC」】
密度0.4g/cm³~0.6 g/cm³ 圧縮強さ0.2N/mm²~1.2N/mm²
【不透水タイプ 「テラフィルCC」】
密度0.4g/cm³~0.85g/cm³ 圧縮強さ0.5N/mm²~4.0N/mm²
耐荷重は密度0.5g/cm³で打設した場合、テラフィルOCで1m²あたり50t、テラフィルCCで1m²あたり100tとなり、 非常に軽量にもかかわらず土を主材料とする充填材・盛土材と比較すると約10倍の強さを発揮します。
2.優れた透過性
セメントミルク内に連続した気泡を構築することで、細砂に相当する「中位」の透水性を持つ「テラフィルOC」の製造・打設を可能としました。地下水など水の影響を受けやすい場所でも浮力が働きにくく、構造物への影響を最小限に抑えます。透水タイプ「テラフィルOC」は、水に浮きにくい特性から地下水位の高い地域での充填・盛土材に適しています。
透水タイプ「テラフィルOC」に加え、不透水タイプ「テラフィルCC」の製造も可能です。
3.安定した高い品質
所定の配合設計に基づき混錬した低含水セメントミルクをトラックミキサで運搬し、現地でフォームと混合するプレフォーム方式を採用。徹底した施工管理と独自の泡製造機の使用により、安定したフォームを生成します。
セメントミルクとフォームの混合をミックスモジュールを用いて打設直前に行うことで、フォームの気泡が潰れることなく、低密度でも安定した高い品質の打設が行えます。
4.コンパクトなプレフォーム方式
テラフィルはプレフォーム方式の施工でプラントサイズを最小限に抑えます。サイロの設置は不要でプラント設置にかかる工事日数を短縮します。プラントヤードに必要な面積は、トラックミキサ、品質管理場、排水タンク等を含め約120m²。
プラント設置・撤去を各1日で行うことができ、1日の標準施工量は50m³~60m³(1日あたりの打設高さ:80cmまで)と短期間での施工が可能です。
5.環境への配慮
当社は常に環境への配慮を忘れず、お客様が安心してテラフィルをご採用いただけるよう専門機関に依頼し 環境基準への適応を確認しております。
土壌汚染対策法(溶出試験結果)
全27項目において「基準値」未満であることを確認しています。
取り扱い企業
- 企業名
- メインマーク株式会社
- 所在地
- 〒134-0088 東京都江戸川区西葛西5-2-3NEXTAGE西葛西ビル 7F
- Webサイト
- サービス提供エリア
-
- 北海道・東北
- 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
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