大成建設のワンストップソリューション
1社でフルフェーズのすべてに対応
ワンストップソリューションとは
”建設力”と”エンジニアリング力”の2つの力を、合わせ持つ企業だからこそできる「ワンストップソリューション」で、どちらか一方の力だけでは到達し得ない、最適な食品工場を実現します。
ワンストップソリューションのステップ
初期のコンサルティングから、設計・施工、運営サポートまで1社フルフェーズで対応
ワンストップソリューションのメリット
ワンストップソリューションにより、プロジェクト全体の最適化を図ることで高品質、短工期、コスト最適化を実施します。
施設全体の最適化
1社ワンストップだから、プロジェクト全体をトータルの判断、施設全体を最適化
①コスト低減
各社が個々に計上する安全率・余裕がなくなり、コスト低減
②工期の短縮
工程を合理的にオーバーラップさせる調整がスムーズ
③発注者負荷の低減・責任の一元化
発注者の指示・伝達窓口・責任が一元化
食品施設コンサルティング
こんなお悩みの声をよく耳にします
「課題は沢山あるけど、何から手を付けて良いか分からない。」
お任せください!
食品工場に精通したプロフェッショナルがお客様の思い描く食品工場のありたい姿をカタチにします。
基本構想のご提案について
プロジェクトの実現のためには、初期のF/ S(フィージビリティ・スタディ=事業可能性検証)が非常に重要。
そして同時に、FS業務はお客様の負担も大変大きなものです。
大成建設の食品施設コンサルティングでは、新築はもちろん、建屋・設備リニューアル、生産ラインの改修まで食品施設に精通したプロが、F/Sを実施することで、お客様の負担を低減するとともに、プロジェクト実施の経営判断材料となる精度の高い基本構想を、短期間でご提案致します。
安心安全な食品施設
近年では消費者の食の安全に対する意識の高まりを受け、食品製造施設にはHACCPの義務化など製品を製造する環境に高い水準が
求められています。食品施設計画を進めるにあたり、お客様のそれらの課題を解決し、理想の製造環境作りをサポートします。
HACCP・FSSC22000
HACCP対応
HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは、NASA(米国航空
宇宙局)で生まれた、食品の安全性を高次元で管理する総合的な衛生管理
システムで、2021年6月から義務化されました。
食品等事業者自らが、食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)
を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それ
らの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品
の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
FSSC22000対応
「ISO22000(食品安全マネジメントシステム)でやや不十分であった前提条件プログラムを、ISO/TS22002シリーズで補完し、さらにFSSC22000独自の追加要求事項を組み合わせた世界統一規格です。
世界の食品流通業界団体であるGFSIが食品安全の認証スキームの一つとしてこの規格を承認し、導入を推奨しています。
異物混入対策
異物混入対策
大成建設では、お客様の施設にあった対策を、コンセプト立案から計画・設計・施工・施工管理・運用・保全に至るまでご提案します。
製造エリアの外周に一次・二次バリアを構築
外壁・腰壁・屋根の気密化
防虫性能の高い建具の選定
開口部周辺にトラップ
気密型防虫フィルター「T-Pest GuardⅡ」
【こんな事でお困りではありませんか?】
フィルターを設けて虫を捕集し、建物への侵入を防止しているが、気密度が悪く隙間から虫が入ってくる
外気取入れ部に固定された防虫網を設置し、高い気密性を保っているが、室外からしか清掃できない
高所に防虫網を設置している為、清掃を行うたびに高所作業車や作業ステージを用意し清掃する必要がありコストがかかる
T-Pest GuardⅡ
大成建設では、気密型フィルターユニット「T-Pest Guard」を開発し、製造施設に適用。
フィルター濾材と防虫フィルター本体枠間のパッキンを固定金物で圧接させ、気密性を向上、細かい虫を建物内に侵入させない構造。
さらに、昨年には、近藤工業株式会社と共同で、「T-Pest Guard」をさらに改良し、「T-Pest GuardⅡ」を開発。
気密型防虫フィルター「T-Pest GuardⅡ」の特長
1フィルター本体の枠構造、フィルターとフィルター固定枠を気密化することにより、細かい虫も確実にガードできる
2室内から横引き出しする構造により、フィルター交換のメンテナンス性向上
3ユニットの連結により大風量の外気導入部にも対応可能
4取り外したフィルターは、ビニール袋等に回収し外部へ持ち出して水洗浄、数回の再利用可能
5従来の粗フィルター同様、フィルターのみの交換が可能
アグリビジネス事業化支援コンサルティング
大成建設では、約20年間にわたる取り組み実績を活かし、アグリビジネスに関する様々なコンサルティングを行っております。
既にアグリビジネスを始められていらっしゃる方も、新規参入をご検討の方も、是非一度ご相談ください。
コンサルティングの特長
特長1 事業計画から運営サポートまでフルフェーズ対応
大成建設では、植物工場の建設に留まらず、1人1人のお客様のニーズに合ったソリューションを提供します。
過去の事業運営経験から得た独自の技術とノウハウを用いて、事業計画から運営サポートまでフルフェーズでお手伝いします。
事業化検討フェーズにおいては、既存建物の有無や状態、栽培品種、栽培規模などの条件から、お客様の事業に最適な施設をご提案します。
特長2 専門コンサルタントによるサポート
大成建設では、国内外問わず様々な農業事業を経験した専門のコンサルタントスタッフが、事業運営から運営管理、オペレーション指導など、お客様のお悩みに応じたサポートをさせていただきます。
コンサルティングメニュー 一例
特長3 植物工場研究施設との連携
大成建設技術センター(神奈川県横浜市)
内に、人工光型植物工場および太陽光型植物工場の研究施設を設け、栽培技術や低コスト設計等の研究開発を行っております。
共同研究や委託研究のご相談も承っております。
コンサルティング事例 ベルテクスファーム房総
お客様:株式会社ベルテクスコーポレーション様
所在地:千葉県横芝光町
コンサルティング内容:自社の遊休地を活用した農業事業新規参入支援
コンクリート製品の製造販売等を行う株式会社ベルテクスコーポレーション様が、自社の遊休地を活用した新規農業参入を検討されていました。
大成建設では、事業計画・施設計画・販路開拓等をお手伝いさせていただき、高糖度・高栄養価トマトの生産・販売を実現しました。
LED植物工場ユニット
LED植物工場ユニット
大成建設は、2009年に独自のLED植物工場ユニットを開発し、日々改良を重ねてまいりました。これまでの実績から得たノウハウを活かし、
太陽光型植物工場と同等のコスト競争力を目指して開発された当社ユニットで、植物工場の黒字化を強力にサポートいたします。
LED植物工場ユニットの特長
特長1 消費電力を大幅に削減
植物の育成に必要な波長を効率良く均一に照射することができる植物工場専用のパネル型LEDを採用しています。これにより、人工光型植物工場最大の課題の1つで
ある消費電力を大幅に削減します。また、照明からの発熱量も抑えられることにより、空調負荷も大幅に低減します。
特長2 容積効率
当社独自の棚構造により、薄型化・多段化を実現し、設置面積当たりの生産効率が大幅に向上しました。
(容積効率:従来比約1.5倍)これにより、建屋をコンパクトにすることが可能となります。
特長3 安心・安全
フラットな面光源により埃だまりの発生を抑え、低菌数野菜が栽培できます。また、万が一の不具合に備え、LED照明に1年保証を付けています。(湿気等の不具合が多いため、照明は無保証が一般的です)
LED植物工場ユニット 納入事例
銀座伊東屋本店内FARM(レストラン一体型)
所在地:東京都中央区
竣工:2015年5月
店舗内レストランで使用する野菜を
同一ビルにある植物工場で生産
採れたての野菜を提供する
”ビル産ビル消を実現”
小型ユニットラインナップ
本格参入の前に、まずは試験的に栽培してみたいというご要望にお応えするため、コンパクトな植物工場ユニットをご用意しております。電源は通常のコンセントを使用し、給水工事は不要です。事務室、ショールームのようなスペースにも設置が可能です。手軽に導入し、実際の植物栽培を体験していただくことができます。
多彩な機能を集約したコンパクトサイズ
すべて受注生産のため、お客様のご要望に合わせて製作いたします。お気軽にお問合せください。
栽培棚の段数に応じた5サイズ※の規格品をラインナップをしております。
栽培オペレーション教育
お客様のご要望に応じて、植物工場ユニットの納品前後に栽培オペレーション教育を実施しています。
実証プラント
宮崎県の栽培実証プラントでは、様々な環境下で継続的に植物の栽培検証を行っています。
日々試行錯誤のなかで得たノウハウを蓄積し、植物工場設計やコンサルティングへ反映しています。