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製品の出来栄えはもちろん、後工程設備の稼働率にも大きな影響を与える装置!?

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今回は「成型装置」の解説です!!
成型装置とは
原料生地を流し込み、型を用いて一定の形状に加工する装置のことです。
ミートボールやコロッケ、ハンバーグやメンチカツ、はんぺんやつくね、チョコレートにキャンディー等様々な食品の成型に用いられます。成型装置には、ハンバーグ成形機やパスタ製造機、包餡機や製パン機など、多種多様な機械があり、製造される物や原料の材質によって使用する機種は異なります。
小麦粉を主原料とするものや、魚肉練り製品やミンチ肉を原料とするものなど、原料によって採用する成型装置の仕様も大きく異なります。


成型装置の種類、原理、使用用途について
◎成型装置の種類
・デバイダー
主に製パン工場などでパン生地などを指定した重量または長さに分割します。

・モルダー
主に製パン工場において工程上、必要な『ガス抜き』と『成形作業』を行うための機械になります。

・リバースシーター
主に製パン、製菓工場において工程上必要な生地の折り込み、延ばし作業にも使用できます。

・成型装置の原理、使用用途
成型したい形に合わせて金型の交換が簡単で、金型を換えることで様々な形状の成型ができる成型機が主流です。生地の食感を損なわずに成型する(生地を練らずに成型する)ため、素材の味そのままで重量調整なども可能です。生地送り方法はポンプ式やスクリュー式などがあります。

成型装置選定ポイント、導入時の確認ポイント
・製品生地の特性上、成形が可能であるか
食品の物性は原料によって様々であり、成型装置を用いて目的の成型が可能であるかの確認を入念に行う必要があります。成型装置での良品率、歩留まりが製造コストに大きく影響することにもなるため、ロット番号の違う原料でもテストを行うなどの確認が必要です。

・成型したい形状と処理能力があるか
成型が可能であることを確認したうえで、処理能力が出るかを確認する必要があります。成型できたとしても低速での製造でなければロスが膨大になるなどであれば製造現場への導入は現実的ではありません。

・サニタリー性
製品の生地を流す装置となるため、生産終了後の掃除が簡便であるかという要素は重要です。いい製品を成型できる装置であっても分解や洗浄に時間がかかる装置では、掃除に要する時間=非生産時間が多くなることに繋がります。ワンタッチで分解が可能、水洗浄が可能、洗浄後の組付けが簡素などの観点で選定します。 


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