株式会社 研電社

住所島根県長浜町1372-15

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汚泥濃縮・固液分離装置 スリットセーバー

スリットセーバーとは?
“2つ”の機能を兼ね備えたハイブリッドモデル

◆固液分離機構
固液分離装置とは、一般的に工場排水処理・畜産施設汚泥処理、そして産業排水処理時のし渣除去・汚泥濃縮で用いる設備です。従来装置は濾過部が目詰まりしやすく、処理能力を維持する為には定期的に逆洗浄水を用いて目詰まりを解消する必要があります。この問題を解決する為、弊社が開発したのがスリットセーバーです。独自のセルフクリーニング機能により逆洗浄が不要であり、低LCC(ライフサイクルコスト)、導入コスト軽減、省スペース化に成功しました。

◆汚泥脱水機構
スリットセーバーは「汚泥脱水機」としても使用可能です。独自の圧搾方法で汚泥の含水率を下げることにより、排出汚泥量を削減します。また、排出ケーキは堆肥、セメントの原料としてリサイクルされる事例もあり、3R( Reduce・Reuse・Recycle)に貢献します。

スリットセーバー用途・導入事例
■家畜排水
・養豚糞尿夾雑物除去
・パーラー排水夾雑物除去他

■工業排水
・メタン発酵槽後夾雑物除去
・メタン発酵槽前夾雑物濃縮
・食品排水夾雑物除去
・グリストラップ夾雑物除去
・野菜カットくず固液分離
・水産加工場排水夾雑物除去
・食肉加工場排水夾雑物除去他

■公共下水道・し尿処理場 他
・下水汚泥夾雑物除去
・破砕生し尿夾雑物除去
・浄化槽汚泥濃縮・夾雑物除去
・回分式汚泥濃縮
・嫌気性消化汚泥濃縮他

夾雑物除去専用装置CFスクリーン

CFスクリーンとは?
コンパクト・大容量処理を両立した夾雑物除去スクリーン

CFスクリーンはClog Free (目詰まりしない)という名のとおり、目詰まりしないスリットセーバーの特徴はそのままに、さらにコンパクト・大容量処理を両立した夾雑物除去スクリーンです。

◆コンパクト・大容量処理
小さな機体で大きな処理能力

◆連続的な処理
スクリーン部をセルフクリーニングする構造で、処理能力の低減がほぼありません。連続的な処理が可能です。

汚泥脱水機 スリットセーバーシステム

汚泥脱⽔機(スリットセーバーシステム)とは?
逆洗浄不要・目詰まりを起こさないスリットセーバーと、凝集剤を併用した連続汚泥脱水処理装置。

汚泥脱⽔機(スリットセーバーシステム)の特徴
・汚泥性状の変動にも回転数設定で容易な運転管理
・逆洗浄不要の高効率脱水機(スリットセーバー)搭載による汚泥の安定供給と処理能力の向上
・汚泥性状に合わせた「丁寧な圧搾」で安定運転

同軸差動式スクリュープレス汚泥脱水機

同軸差動式スクリュープレス汚泥脱水機DBSPシリーズとは?
逆位相二段スクリュー軸機構により、低含水率化を実現

◆安定運転
従来機に比べ、汚泥性状に対し細部調整による丁寧な圧搾が実現しました。
加えて、一般的にスクリュープレスで用いられる背圧板を無くすことで、無理のない運転が可能となりました。

◆簡易運転
汚泥性状の変動に対し、2機のモータ周波数変更で簡単に対応できます。 後段軸(プラグスクリュー)で脱水ケーキを強制排出することが可能であり、供回りによる脱水ケーキの閉塞を防止します。

◆高効率濃縮
スリットセーバーを用いた前段濃縮を採用することで、汚泥の回収率・処理能力・脱水率が大幅に向上しました。加えて逆洗浄水の削減を同時に実現しました。

電気浸透脱水機

電気浸透脱水機とは?

電気浸透脱水機とは、二つの電極に汚泥を挟み直流電源を印加すると、負に帯電する汚泥粒子は正極に、正に帯電する水分は陰極に移動する電気浸透の原理を利用して脱水を行う装置です。
脱水しても含水率が高い余剰汚泥などの難脱水性スラッジに効果を発揮します。

電気浸透脱水機の特徴
・含水率80%(85%)のケーキを60%(70%)まで脱水するとケーキ質量が半減します(50%削減)
・脱水ケーキが自燃する含水率まで低下すると助燃剤(化石燃料)が不要となります
・既存の脱水設備に増設可能です
・出口のケーキ含水率が調整可能です

凝集剤自動溶解装置

凝集剤と併せて自動溶解装置の設置も承っております。
凝集剤のタイプ(粉体凝集剤、エマルジョン凝集剤)、量によって溶解タンクのサイズや数が異なります。
お客様の運用に合わせてベストな形をご提案いたします。

凝集剤自動溶解装置設置のメリット
・自動化で手動の手間を大幅カット
・連続運転可能・安定した供給量

自動化することにより、作業の効率化はもちろん、手動では対応が難しかった夜間の運転が可能になり、従来より処理量が増えたというケースも。

凝集剤と併せて、まずはお気軽にご相談ください。