FOODTOWNアドバイザースマートグラスを徹底解説!

スマートグラスとは?

スマートグラスとは、頭部に装着して使用するメガネ型のウェアラブル端末(身体に装着して利用する端末)のことをいいます。実際に目で見ている光景に情報を重ねて表示するディスプレイを通じて、動画視聴や遠隔地との情報の送受信といったさまざまな機能を使用することができます。

スマートグラスの特徴として、頭部に装着する機器であるため両手を使わずに操作が可能ということです。これまでにも類似のサービスや機器は存在していましたが、何らかのデバイスを手にもって操作するため両手が塞がってしまうという制約がありました。
スマートグラスは両手を使用せずに情報を見る、操作するということができるため、何か作業を行いながら使用することができることが大きな特徴の機器です。手を使わずに利用できる点や、資格から情報を処理できる点がスマートグラスの特徴です。
スマートグラスの種類や使用用途、導入時の確認ポイントを解説します。

  • スマートグラスの機能、原理、使用用途について

    ・スマートグラスの種類、用途
    両眼型スマートグラス
    ・単眼と比較して広い視野角を確保可能
    ・左右に異なる情報を表示することが可能
    ・両目で見ることができるため3D映像情報も表示できる

    単眼型スマートグラス
    ・実世界を遮断せずにスマートグラスを利用できる
    ・両眼型と比較して軽量で、利用者の負担が少なくてすむ
    ・軽量のものにはヘルメットなどに装着することが可能

    用途
    動画の視聴、写真、動画の撮影、画面共有、通話、運動データの記録、地図とナビゲーション、翻訳
    スマートグラスを使用したWeb打合せ

    ・スマートグラスの原理
    周囲の現実世界(空間)を認識し、そこにデジタル情報を重ねる技術のことで、
    例えば目の前にある机の上に仮想の物体を表示させたりすることができる。

  • スマートグラス価格について

    スマートグラスの価格帯は約10~20万円前後となります。
    ディスプレイの解像度や防水、防塵機能、バッテリー容量などで価格は異なります。
    使用する現場での状況に合わせて機種、スペックの選定を行うことが重要です。

  • スマートグラスの選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    スマートグラス選定ポイントについて
    ・片目タイプ、両目タイプのどちらを選択するか
    片目タイプでは文字通り片方のみディスプレイが付いているため、自分の視界は広く確保することができる。
    その反面、表示される文字や情報が小さくなってしまうというデメリットはあります。
    両目タイプよりも軽量で扱いやすさを重視するのであれば片目タイプが推奨されます。
    一方で両目タイプはディスプレイが広い分、資料や図面などの情報を大きく表示することが可能です。
    この特徴からマニュアル通りの作業を行ったり、資料を比較しながら作業を行う場合などには両目タイプが適しています。

    ・防水機能の有無で選ぶ
    スマートグラスには防水機能など、現場で使用することを想定して機能搭載されているモデルもあります。
    製造現場などで使用し水がかかる可能性のある場合などは防水性能のあるスマートグラスを選択します。
    また、防水機能だけでなく、防塵機能を搭載したモデルもあるため使用現場に合わせて検討します。

    ・バッテリー容量を確認しておく
    バッテリー容量もスマートグラスを選ぶ上では重要な選定基準になります。
    スマートグラスはワイヤレスのバッテリーで使用することができますが、当然バッテリー容量の制限があります。
    バッテリーの駆動時間にも幅があり、約1時間~4時間の駆動時間があります。
    長時間使用する現場であればできる限りバッテリー容量の大きなモデルを選定することが推奨されます。

  • スマートグラス導入後のトラブル事例・事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    スマートグラスバッテリー容量を事前に確認して購入したが、購入から時間がたちバッテリー性能が低下した。

    原因①
    バッテリーの保管場所、充電環境が製造現場内で夏場高温多湿になる場所で保管していた。
    原因②
    スマートグラスを使用していない時もすぐに使用できるようにと充電器に接続したままの状態で保管していた。

    対策①
    バッテリーの推奨使用環境を確認して、範囲内での使用と保管を行う。
    (温度35℃以下、湿度80%未満など)
    対策②
    バッテリーの過充電は性能の劣化を早めるとともに火災などのリスクも伴うため、必要時のみ充電を行う。

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