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FOODTOWNの一日一報 No,15 食品機械、設備解説

商品検索をする前にどんな生産設備なのか、どんな用途?、どれくらい費用かかる?
そんな情報を食品製造現場の専門家が解説します!自社での導入も検討してみては?

FOODTOWNでは一日一善ならぬ、一日一報と題して食品に関連する情報を発信していきます!

食品工場や製造現場の課題解決に繋がる情報、展示会やセミナー情報、すき間時間に読みたい情報など

お届けしていきますので、FOODTOWNに毎日アクセスしてくださいネ!!

第10回目は製造現場で活躍するフォークリフトの紹介です。
自社、自工程に導入していない生産設備のことも知れば、今悩んでいる課題解決に使えるかも!?

今回解説する設備は「フォークリフト」です!

①フォークリフトとは?
フォークリフトとは、主にラックからの荷下ろしやラックへの収納、トラックへの積み込み、
荷物の運搬などに幅広く用いられる産業用車両です。フォークリフト車両前方に2本の詰めを装備しており、
そのつめを荷物の下部やパレットに差し込んで、持ち上げた状態で走行、運搬することが可能です。

荷物を運搬する荷役機能と、小回りが利く旋回性能を兼ね備えていることから工場や倉庫内で広く
採用されています。食品製造現場で使用するフォークリフトは1トン未満から数トンのクラスの
運搬可能なタイプが多くなっています。

機種により性能は様々ありますが、フォークリフトを使用することによって、重量物を移動させる
危険且つ重作業をスムーズに行うことができるので大幅な作業時間短縮にも繋がります。
最近では、無人フォークリフトも登場し、無人/有人切替可能なフォークリフトも出てきております。
フォークリフトの種類、選定ポイント、トラブル事例を解説します。

②フォークリフトの種類、原理、使用用途について
フォークリフトの種類には大きく分けて2種類あります。
・カウンターリフト
カウンターリフトは座席に座って運転、操作するタイプで、車体強度が高く安定しているため転倒しにくい。
屋内、屋外ともに使用可能です。重量物を運搬する環境であればカウンター式の方が適しています。

・リーチリフト
リーチリフトは立位で運転、操作するタイプでカウンター式と比べ非常に小回りが利き旋回性能に長けています。
特に狭い倉庫ではリーチリフトの方が適しています。リーチリフトは装着しているタイヤ適正上、
屋外での使用はできないため屋内のみとなります。リーチリフトの特徴としてツメを前後出し入れする
機能が付いている為運搬する際には荷物をリフト車体に近づけた状態でコンパクトに荷役走行を行うことが可能です。

③フォークリフト選定ポイント、導入時の確認ポイントについて
フォークリフトを運転するためには、講習を受講する必要があります。
所定の講習を受けてフォークリフト運転技能講習修了証を取得する必要があり、フォークリフト運転免許ということになります。
フォークリフトの最大積載荷重量によって必要な講習内容が変わりますので注意が必要です。
最大積載荷重量が1トン以上のフォークリフトの場合はフォークリフト運転技能講習、
1トン未満のフォークリフトの場合はフォークリフト運転技能講習、またはフォークリフト運転特別教育の受講が必要です。
各都道府県により管轄が変わる場合があるため、問い合わせて必要な講習を受講することが必要です。

④フォークリフト導入後のトラブル事例と事前対策ポイントについて
フォークリフトの最大積載荷重と許容荷重を理解して作業を行うことが重要です。
最大積載荷重とは基準荷重中心に対して積載できる最大の重さのことを指します。言い換えると最も適した条件が
揃った場合に持ち上げることが可能な重量ということになります。
許容荷重とは、荷重(積載物)の中心がツメの根元から何㎜であるときに積載可能な重さです。

運転席側ツメの根元から荷重の中心が遠くになればなるほど、積める荷物の重さは軽くなってしまいます。
最大積載荷重と許容荷重を理解して荷役作業を行わなければ荷物の落下やフォークリフトの転倒に繋がる恐れがあります。
必ず事前にフォークリフトの仕様、スペックを確認して利用することが事故防止に繋がります。

⑤フォークリフト価格について
フォークリフト新車価格の参考相場 
積載荷重〇トン × 約150 万円がおおよその相場となります。
積載荷重3トンの場合 3×約150万円=約450万円
中古車の価格については車両スペックや仕様により異なります。
約80~250万円が車体数はボリュームゾーンとなります。


FOODTOWNでは様々な食品工場、製造現場の課題解決サポートを一気通貫で行います。

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それぞれ抱えている課題は千差万別、FOODTOWNの自動化アドバイザーは食品業界の課題解決の
プロフェッショナルとして課題解決まで伴走していきます!!

「自動化」が実現すれば、ハッピーになる人が増え、食品業界は必ずもっとよくなります。
そのためにFOODTOWNは、今後も大いに邁進していきたいと思います。

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