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肩こり解消は休憩中のストレッチがおすすめ!食品工場で働くあなたに役立つヒントNEWコラム


食品工場の現場で働く人の多くが悩んでいる「肩こり」。 同じ姿勢での作業や寒さによる冷え、積み重なる疲労…。放っておくと作業効率の低下やミスの原因にもつながりかねません。 この記事では、肩こりの原因をわかりやすく解説し、休憩時間にできるストレッチによる肩こり解消方法や、日常生活で取り入れたい習慣を紹介します。 器具も時間も不要!今日から実践できる内容ばかりですので、肩の重だるさに悩むすべての現場スタッフの方に読んでいただきたいヒントをまとめました。

食品工場で起こりやすい肩こりの3つの要因

作業姿勢が同じで筋肉が緊張

 食品工場では、同じ姿勢での作業が長時間続くことが一般的です。特にライン作業では、腕や肩を一定の角度で固定し続けることが多く、筋肉が緊張しやすくなります。動きが制限されると、筋の収縮が持続し、疲れが蓄積しやすくなります。肩まわりの筋肉、とくに僧帽筋や肩関節まわりの筋は、慢性的に硬くなりやすく、腰や背中へも負担が広がることがあります。

体を冷やす環境

 食品の品質を保つため、作業場の温度は低めに保たれていることが多く、体が冷えやすい環境です。冷えは血液の循環を悪くし、筋肉を硬直させて肩こりを悪化させる要因になります。入浴や温かい食事などで体の内側から温めることが、こりの軽減や防止に効果的です。

ストレスや疲労

 精神的なストレスは筋緊張と関連が深く、自律神経の乱れを引き起こす一因です。ストレスや疲れを感じたときには、深い呼吸や軽い運動、正しい姿勢を意識することが大切です。睡眠の質を上げることも回復を促すケアの一つです。

肩こりを放置するとどうなる?

集中力の低下

 肩の痛みや不快感が続くと、集中力が保てなくなり、製造ミスや段取りミスを引き起こす恐れがあります。肩のこりが強いと、痛みが上に広がり、頭痛や目の疲れを伴うケースもあります。

ミスや事故のリスクが増加

 こりにより反応が鈍くなり、手の動きがにぶくなると、ケガや異物混入など重大なリスクに発展することがあります。パソコン作業など、繰り返しの操作で肩・腕・手の一部に負担が集中する場合も注意が必要です。

慢性的な不調・メンタルへの悪影響

 慢性的な痛みや疲れは、気力の低下やイライラを引き起こす要因になります。整形外科での診断が必要になるケースもあるため、早めのセルフチェックや相談を心がけましょう。

休憩時間にできる!肩こり解消ストレッチ3選

 「肩こりは気になっていても、なかなか対策の時間を取れない…。」

 そんな方こそ、休憩時間に“その場でサクッとできる”対策が効果的です。この章では、短時間で取り組めてしっかり効くストレッチを厳選して紹介します。わざわざ場所を移動する必要もなく、忙しい現場でも無理なく実践できます。

肩甲骨ぐるぐるストレッチ

 肩甲骨まわりの筋肉を動かすことで、血流が促進され、こりの原因となる疲労物質の蓄積を防ぎます。僧帽筋や肩関節の柔軟性も高まり、肩こりだけでなく首・背中の緊張にも効果的です。

ストレッチ手順

 1.両手を肩に添えるか、軽く握りこぶしを作って肩の横に置く

 2.肘で大きな円を描くように、前回し5回・後ろ回し5回を目安にゆっくりと回す

 ★ 息を止めず、呼吸を整えながら実施することが重要


首すじリリース

 首の側面や後ろ側に疲れを感じやすい方におすすめのストレッチです。肩こりと密接に関係している首まわりの筋肉をやさしく伸ばすことで、自律神経の安定や血流の改善にもつながります。

ストレッチ手順

 1.椅子に座り、背筋を伸ばす

 2.頭を右に倒し、右手で軽く左側頭部を押す(反対側も同様)

 3.そのまま10〜15秒キープし、左右1セットずつ繰り返す

 ★ 痛みを感じたら無理せず緩めること

背中ほぐしタオルストレッチ

 肩から背中にかけての筋肉を「ほぐす」感覚で動かせる、簡単で手軽なストレッチ方法です。五十肩や腰まわりの硬さを感じる方にも好評で、全身の血液循環改善にも役立ちます

ストレッチ手順

 1.タオルの両端を持ち、背中の後ろで上下に引っ張るように動かす

 2.上側の手は引き上げる、下側の手は引き下げる動きを交互に繰り返す

 ★ 背中の中心にある肩甲骨まわりを意識しながら、深呼吸を忘れずに行う

 これら3つのストレッチは、入浴後や仕事の合間などのリラックスしたタイミングで行うとより効果的です。"強く押しすぎない"、"無理しない"ことを意識し、毎日コツコツと続けることが、肩こり改善への近道です。

日々の積み重ねがカギ!肩こりを防ぐ生活習慣

 肩こりを根本から防ぐには、毎日のちょっとした意識と行動の積み重ねが重要です。ここでは、誰でも簡単に取り入れられる生活習慣を紹介します。ストレッチとあわせて取り入れることで、より高い肩こり予防効果が期待できます。

入浴や睡眠を意識して体を休めること

 疲労がたまると筋肉は硬くなりやすく、こりを引き起こします。入浴で全身を温め、血流を促すことで肩まわりの筋肉も緩みやすくなります。また、質のよい睡眠をとることで、日中の肩の緊張をリセットできます。

同じ姿勢を続けないよう、30分に一度は動く

 肩こりの大きな原因のひとつが「長時間同じ姿勢」です。座りっぱなしや立ちっぱなしを避けるため、30分に一度は軽く背伸びをする、肩を回すといった動作を取り入れるとよいでしょう。仕事の合間に立って歩くだけでも血流が促進されます。

腰や背中にも注目し、全身のバランスを整える

 肩の筋肉は、腰や背中と密接に連動しています。腰が丸まっていたり、背中が反っていたりすると、肩への負担が増大します。姿勢の歪みは全身の筋肉バランスに影響するため、肩こり対策は「体全体」を意識することが大切です。

スマホの操作姿勢に注意し、胸を丸めすぎない

 スマホをのぞき込む姿勢は、首を前に突き出し、胸を丸める形になりやすく、肩や首に大きな負担をかけます。スマホを目の高さに近づけ、猫背にならないよう意識するだけでも、肩への負担が軽減されます。

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肩こりは“正しい知識”と“続けられる対策”が大事

 肩こりは体のさまざまな部位に影響を及ぼす症状であり、日常生活の中で起こるごく身近な不調です。肩だけでなく、腰痛や五十肩といった症状にも関連して起こるケースもあります。無理なく、手軽にできるケアを続けることが、健康的な働き方への第一歩です。こりを感じたら、まずは今日紹介した動きから始めてみましょう。

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