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箱詰めを自動化(効率化)させる装置&ロボットコラム

製造業における箱詰め工程の自動化は、業務効率化と人手不足の解消に大きく貢献します。食品製造業においても例外ではなく、ロボットを用いた箱詰め作業により、手作業では実現が難しいスピードと精度が達成可能です。さらに、箱に詰める製品によって「重い」、「低温での作業が必要」等、箱に詰める製品によっては従業員の作業負担の大きい業務になっています。作業環境改善の観点からも、箱詰め工程の自動化は有益といえます。
本記事では、食品製造現場で役立つ箱詰め自動化装置の利点と装置の種類について詳しく解説します。また、Youtubeでは本記事の内容をより分かりやすくかつ具体的にご紹介しておりますのでこちらも是非チェックしてみてください!
箱詰め(梱包)工程を自動化する利点
箱詰め工程の自動化にはたくさんの利点がありますが、ここでは代表的な4つの利点に絞ってご紹介します。
生産性(生産スピード)向上
自動化装置を導入することで、手作業と比べて圧倒的なスピードで作業を進めることができ、安定したペースで生産ラインを稼働させることが可能です。特に、人が行う場合には限界がある処理速度も、自動化によって大幅に向上し、短時間で大量の箱詰めを効率的かつ正確に行うことができます。こうした装置を導入することで、手作業に比べて生産スピードが飛躍的に向上し、業務の効率化が図られ、工場全体の生産性が格段に増加します。
人手不足の解消
近年では、人口の少ない地域に立地する食品工場では、採用や人員の確保が難しく、人手不足が深刻な課題とされています。箱詰め工程は食品製造工程の中でも省人化や無人化が比較的しやすい工程であり、人手不足対策としても非常に有効な手段と言えます。
品質管理の強化
箱詰め作業の精度(製品を同じ配置、同じ個数箱詰めする作業)について、手作業の場合は従業員の熟練度に依存してしまうため精度にばらつきが生じてしまいます。一方で、機械を用いた場合では、初期設定を正確に行っていれば毎回、同じ精度で動作させることが可能であり、製品の品質を一貫して保つことができます。さらに、検査機能付きの自動化装置をセットで導入することで、異物混入や不良品の検知も自動的に行え、品質管理のレベルが向上します。
作業環境の改善
箱詰め作業は、重い製品を持ち上げたり長時間同じ姿勢で作業したりと、従業員にとって身体的な負担が大きい工程です。加えて、製品によっては高温または低温の部屋での作業が必要な場合もあり、従業員の負担はさらに増します。
自動化装置を導入することで、こうした負担が大幅に軽減され、従業員の健康リスクが低減され、快適に働ける環境を維持することが可能です。
作業環境別おすすめの箱詰め装置&ロボット
箱詰め工程を自動化してくれる装置やロボットにはいくつかの種類があります。工場の作業特性や製品に応じて最適な装置やロボットの選択が生産性を大きく左右します。下記に作業環境別におすすめの装置やロボットをまとめました。一般的な内容になりますのでより具体的な情報については実際に装置メーカーに問い合わせてみることをおすすめします。
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作業スペースが狭い環境に最適:スカラロボット
スカラロボットとは
スカラロボットは、水平と垂直の動きに優れ、特に狭いスペースでの作業に適応できる設計がされています。軽量物の取り扱いが得意で、高速に作業ができるため、スピードが重視される環境で有効に機能します。食品工場では、包装資材や小型製品の箱詰めなどに向いており、短時間で多くの軽量品を配置できるため生産ライン全体の効率が上がります。
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おすすめの導入環境
スカラロボットは、小型の食品や軽量な製品を素早く取り扱うラインに最適です。特に、限られたスペースで設置する必要がある工場や、箱詰めスペースが狭い現場での導入が効果的です。例えば、スナック菓子や軽量のパッケージ食品をスピーディに配置するラインでは、高い効率と省スペース性を発揮します。
高速で箱詰めしたい時に最適:パラレルリンクロボット
パラレルリンクロボットとは
パラレルリンクロボットは、並行リンク構造によって高速で精密な動作を可能にするロボットです。複数の軽量製品を同時にピックアップし、一度に箱詰め作業を行うことができるため、短時間で多量の作業を実行可能です。この高い精度とスピードから、特に大量の小型製品を同時にピック・アンド・プレースする作業において非常に効果的です。
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おすすめの導入環境
小型で軽量な製品を複数同時に扱う必要がある生産ラインに理想的です。例えば、冷凍食品の小分けパックを高速で配置する工程や、数十個単位での製品を短時間で箱詰めする作業が求められるラインなどに適しています。特に処理スピードが求められる食品工場において、その性能を最大限に発揮し、効率的な生産をサポートします。
重量物、異なる形状の製品に最適:多関節ロボット
多関節ロボット
多関節ロボットは、複数の関節を持ち、多方向に柔軟に動けるため、複雑な動作や異なるサイズの製品にも対応できます。重い製品を持ち上げたり、多様な形状の製品を精密に取り扱うことができるため、食品業界においても箱詰めの難しい製品に向いています。多くの動作を行える設計により、柔軟で精密な作業を可能にします。
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おすすめの導入環境
大型で重量のある食品や、多様な形状の製品を扱う生産ラインに最適です。例えば、包装済みの肉製品や缶詰、瓶詰など重量や形状にバリエーションがある製品を安全に配置できるため、重量物の扱いが多いラインにおいて効果的です。特に、異なる形状の製品が混在する箱詰めが必要な場面でも活躍します。
少量多品種、人との協働作業に最適:協働用ロボット
協働用ロボットとは
協働用ロボットは、安全センサーを搭載し、人間と同じエリアで共存しながら安全に作業を行えるロボットです。従業員と同じ空間で効率よく作業できるため、協働が必要な現場に適しています。柔軟性が高く、製品のライン変更や配置を簡単に変更できるので、季節商品や特定のイベント商品など頻繁にラインが変更される環境にも柔軟に対応します。
おすすめの導入環境
中小規模の食品工場で、製品の種類や配置が頻繁に切り替わる現場に最適です。特に、従業員が協力して作業を行う場合、協働用ロボットは作業をサポートし、作業の安全性を確保しながら生産性を高めます。例えば、コンビニ向けのお弁当や惣菜のパッケージング工程では、ロボットが補助的に配置作業を行うことで、現場の負担が軽減されます。
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まとめ
食品製造業における箱詰め工程の自動化は、業務効率化や人手不足解消に大きく貢献します。自動化によって、生産スピードが向上し、手作業に比べて安定した品質を保つことが可能です。また、労働力の確保が難しい食品工場では、無人化が効果的な解決策となります。品質管理も、一定の精度で自動化できるため、異物混入の検知や不良品の排除が可能です。
さらに、重労働や過酷な環境下での作業が減り、従業員の身体的負担が軽減されることで、健康リスクが低減します。自動化装置には、軽量製品の高速処理が得意なスカラロボット、複数の製品を同時に処理できるパラレルリンクロボット、重量物対応の多関節ロボット、人との協働が可能な協働用ロボットなど、用途に応じたさまざまな種類があり、それぞれの作業環境に合わせた選択が重要です。
ぜひ、最適な装置やロボットを探して箱詰め工程の自動化にチャレンジしてみてください!
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