赤外線ヒーター・赤外線加熱ユニット
赤外線ヒーターは、非接触で加熱対象物に必要な時間だけ加熱することが可能です。予熱は不要です。
また、赤外線ヒーターは非常に応答性に優れているため、食品の品質にとって重要な前提条件である制御を適切に行うことができます。
食品加工への赤外線加熱・乾燥プロセスの導入事例をご紹介します
◆パンの賞味期限が数日延長する赤外線による防カビ対策
パンの製造において大きな問題の1つは、焼き上げと梱包までの間に発生するパン表面のカビの発生です。
カビの胞子は製パン工場内の空気中に自然に浮遊しており、パンが包装される前にパンが冷えるとカビが発生してしまいます。
エクセリタスノーブルライトのカーボン赤外線(CIR®)ヒーターを用いてをほんの数秒間照射するだけで、梱包前の焼きたてのパンのカビの発生を減らし、パンの賞味期限を大幅に延ばすことができました。
◆カーボン赤外線ヒーターによるチョコレートのテンパリング
プラリネの製造工程にも赤外線ヒーターが多く使われています。フィリング充填前に半分に成型されたチョコレートは、あらかじめ縁を加熱され、一つに成型されます。
製造終了後は、チョコレートの型を清掃するため、製造中に残ってしまったチョコレートを赤外線で融かしてから清掃します。
すべての加熱工程は、温度と加温時間の精密な制御が必要です。 赤外線ヒーターは応答性に優れているため、精密な制御を要求される工程に最適な熱源です。
この精密な制御によって、高品質なチョコレートに仕上げることができます。
◆赤外線ヒーターによるジャムの充填プロセスの効率化とジャムの保存
Duerr社は、瓶詰めラインにおいて温かいジャムを連続で充填し、豊富な種類のジャムを製造しています。
充填する前に、瓶を洗浄する必要があり、以前この工程は温水が使われていました。瓶は-5℃の低温で保存され、一方充填されるジャムの温度は97℃にまで達するため、熱衝撃やガラスの破損を防ぐために熱が必要でした。
ガラスメーカーが推奨していた最高温度差は、84℃でした。温水洗浄では、瓶を温水で予熱していました。
しかし、長年温水を使用されていた工場では、ますます非効率的になり、その結果、水の消費量が増えコストが嵩んでいました。
【その他赤外線ヒーターを用いた食品加工例】
●赤外線ヒーターによる食品の焼き色付け
●パンやケーキのベーキング
●油分を使用しないロースト
●ソーセージの調理
●成形前のウェハースのプレ加熱
●チキンストリップスの表面の焼き付け
●ワッフルの焼き付け
●加熱しながらの魚介類の殻取
●ラスクの焼き付け
●野菜グリル
●シリアル用ポップコーン作り
●肉やチーズなどの銘柄の焼き印
解決できる課題
- 利益率改善
- 品質向上
- コスト削減
- クレーム対策
- 自動化
- 省スペース
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