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ロボット安全装置、安全柵徹底解説!

ロボット安全装置、安全柵とは?

ロボット安全装置とは、ロボットの周辺で人が安全に働くために設けられた装置、機器をいいます。
運転中の危険や異常を察知して作動します。また、誤操作や故障による事故の発生を予防します。安全装置の中には、異常を検知した際に自動的に動作するもの、操作者が異常を感じ取った際に操作するもの、あるいは不意な動作で事故が起きないようあらかじめ機械の動作を固定しておくもの、また複数の安全装置を組み込むものもあります。
これらのものを導入することでより安全性を高めることができます。ロボット安全装置・安全柵の種類、使用用途、選定ポイントについて解説します。

  • ロボット安全装置、安全柵の種類、原理、使用用途について

    ロボット安全装置、安全柵の種類
    ・安全柵
    ロボットの動作範囲を人が安易に通過できないよう安全柵で囲うことで、人を分離して作業を行います。
    産業用ロボットの安全規格で以下のことが定義されています。安全防護空間は安全柵ということになります。
    起動及び再起動の制御機器は、安全防護空間外に配置し、手動で操作されなければならない
    オペレータは、各制御位置から、安全防護空間内に誰もいないことが確実に確認できなければならない
    これが現実的でない場合には、安全防護空間のいたる所にオペレータを検知するための存在検知を備えなければならない

    ・エリアセンサー
    ロボット動作範囲内(安全柵内)に人が立ち入っていることを検出するセンサーです。
    上記安全規格にもあるように、安全柵内に人がいる場合に検知できる用途で必要です。

    ・シグナルタワー
    ロボットの運転有無状態を色や音で表示するための機器です。
    ロボットは一見動作を停止しているように見えても、前工程から製品が流れてきていない場合は停止状態ではなく、
    待機状態となっています。待機状態では、ロボットは停止している状態ではないため、製品の流れが再開すれば自動的に稼働を再開します。
    シグナルタワーの表示色数、色の種類も様々あります。
    社内で表示色の意味を統一しておくことにより、安全に対する意識向上に繋がります。

    ・安全プラグ
    ロボット安全柵の取っ手部分に設置し、安全柵が開錠していることを検出するプラグです。
    ロボットシステムでは必ず使用し、自動運転中に扉が開いた場合はロボットを非常停止させるようにします。

  • ロボット安全装置、安全柵価格について

    ロボット安全装置のシグナルタワーやセーフティプラグは約1~3万円程度です。
    安全柵の製作費用は約80~150万円程度となります。安全柵はロボットの可動範囲や前工程の
    コンベアレイアウトによって形状、サイズの仕様は大きく変わります。
    安全装置、安全柵ともにロボットの導入時に設置されている場合が多いため、参考価格となります。

  • ロボット安全装置、安全柵の選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    ロボット導入時の確認ポイント
    ロボット安全装置は基本的にロボットを導入する段階で備え付けている場合がほとんどです。
    安全規則として定められている内容を網羅しておく必要があります。安全装置や安全柵を設置するだけでなく
    産業用ロボットを導入を行う際には、作業に関わる全員がロボットについての特別教育を受けることも法律で定められています。
    特別教育については、各都道府県の労働基準協会で実施されています。
    産業用ロボットの導入を検討する際には、作業従事者の受講が必要になります。

  • ロボット安全装置、安全柵に関するトラブル事例、事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    ロボット安全装置のインターロック制御を一時的に強制解除して安全柵内で作業を
    行っている最中に、誤ってロボットを動作させてしまい重大事故が発生した。

    原因①
    安全装置のインターロック制御を解除して作業を行っていた。
    原因②
    作業を2人で行っており、お互い別の作業を行っていたため一人がロボットを起動させてしまった。

    対策①
    安全装置のインターロック制御は原則解除しない、解除して作業を行う場合は
    元電源が入らないなど代替案での安全対策を行って作業に従事する。
    対策②
    2人で作業を行う場合は特に元電源は落として作業を行う、片方の判断で起動などの動作は厳禁とする。

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