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FOODTOWNアドバイザー徹底解説!

食品工場に特化したFOODTOWN自動化専属アドバイザーが独自の視点で各製造⼯程や商品種別について徹底解説︕
説明だけでなく、導入時の確認すべき事項や選定ポイント。導入後のトラブル事例や事前対策ポイントなど現場で役立つ情報を掲載しています。

ボイラーとは?

ボイラーとは、水を温めて温水や蒸気を発生させ、それを離れたところまで移送し熱源として供給するための装置や設備のことで、ボイラー本体・火炉・付属装置及び付属品によって構成されています。水以外に油を使うこともあります。

食品工場では殺菌や滅菌のためにボイラーで発生させた蒸気を使用しています。食品自体の滅菌だけでなく調理器具に付着した細菌・微生物を加熱、死滅させ除去したり、不活性化することができます。
薬品を使用せず殺菌・滅菌ができるので、人体への影響も少なく済むことがメリットです。ボイラーの原理や種類、選定ポイントについて解説していきます。

  • ボイラーの種類、原理、使用用途について

    ・ボイラーの種類
     温水を発生させる温水ボイラーと蒸気を発生させる蒸気ボイラーがあります。
     また、構造、循環方式、燃料によって以下に分類されます。
     ・丸ボイラー:炉筒ボイラー、煙管ボイラー、炉筒煙管ボイラー、立てボイラー
     ・水管ボイラー:自然循環ボイラー、強制循環ボイラー、貫流ボイラー
     ・特殊ボイラー:鋳鉄製ボイラー、廃熱ボイラー、特殊燃料ボイラー、特殊流体ボイラー

    ・ボイラーの原理
     本体(密閉された圧力容器)に入れた水等を加熱して本体の温度と圧力を高め、
     発生した高圧水蒸気をそのまま動力として利用するか、
     付属施設内のパイプを通過する間に周囲の大量の水を温めます。

    ・ボイラーの用途
     様々な業種で様々な用途で使用されています。
     ・クリーニング:洗浄・乾燥・アイロン・プレスなど
     ・旅館・ホテル:厨房、風呂、暖房、給湯など
     ・食品加工:蒸し器、練り器、炊飯、殺菌、煮沸、洗浄、乾燥、給湯など
     ・病院、学校、工場:給湯、厨房、暖房、消毒、殺菌、乾燥、風呂

  • ボイラーの選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    ・ボイラーの選定ポイント
     ボイラーの種類によって設置スペースの大小や発生する蒸気量、耐久性、点検の容易さに差があるため、
     事業規模に合ったボイラーを選定する必要があります。

    ・ボイラー導入時の確認ポイント
     ボイラーは高温高圧の液体・気体を扱うため、操作や管理を誤れば大変危険です。
     そのため、定期的な点検が義務付けられています。
     ボイラーの操作や点検、管理調整、検査には国家資格(ボイラー技士)が必要です。
     一定規模以上のボイラーを設置するにはボイラー技士を選任する必要があります。

  • ボイラー導入後のトラブル事例と事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    配管継ぎ目のフランジ部分から蒸気漏れがあり、水の滴下ややけどの危険がある。

    原因①
    配管のフランジ内部パッキンが劣化している。
    原因②
    配管フランジの固定ボルト締め付けが弱く隙間から蒸気が漏れている。

    対策①
    蒸気が漏れている配管上流部で蒸気を止め、フランジのパッキン交換を行う。
    対策②
    パッキン交換後、フランジの固定ボルトを増し締めする際は、対角線の順番で締め付けていきバランスよく締める。

  • ボイラー導入価格について

    ボイラー価格は必要な熱量によって機種やスペックが分かれており、価格が決まります。
    ボイラーを使用する用途、「何℃の蒸気又は温水が1時間当たり何リットル必要か」によって必要な熱量が求められます。ボイラーの燃料によっても価格が多少変わります。
    1時間当たり2500~3000㎏の蒸気発生量で燃料が重油仕様の装置で約1000~1500万円程度となります。燃料がLPG、LNGのガスの場合は約1200万円からとなります。
    価格は装置本体のみの参考価格となり、装置運搬費用、設置工事費用などで別途費用が発生します。

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