FOODTOWNアドバイザー

ラベル貼り装置徹底解説!

ラベル貼り装置とは?

ラベル貼り機(ラベラー)とは、商品名、製造年月日、賞味期限、バーコードなど、
様々なラベル貼りを行う装置です。ラベル貼り工程は主に、印字、剥離、貼り付けの3つの工程がありますが、それぞれの工程いずれかのみを行う装置と、2種類以上、もしくは全ての工程を担う機器に分かれます。

また貼り付ける対象の形状、材質によっても専用の機器が存在します。
ラベラーを使用する事によって作業効率の向上だけでなく、貼り付けミスやズレ、ゆがみを防ぎ、均一な商品づくりが可能になります。

  • ラベル貼り機の種類、原理、使用用途について

    ・ラベル剥離機
    ラベルの剥離を行う機器です。
    ロール状になっているラベルから1枚を剥離し、その1枚を剥がすとロールが送り込まれ、新たに1枚を剥離します。小ロット、手張りで行う場合は安価かつ簡易なこの種の機械が利用されます。また、ラベルプリンタと合わせる事により、同時に印字を行う事も可能です。

    ・半自動ラベル貼り付け機
    商品の投入を行う事によってラベル張りを自動で行う機器です。
    ボトルへのラベル張りに利用されることが多いです。
      
    ・自動ラベル貼り付け機(オートラベラー)
    商品の投入からラベルの印字、剥離、貼り付けまで、全てを自動で行う機器です。
    大量生産のラインには不可欠な機器です。

  • ラベル貼り機の価格について

    ラベル貼り機は半自動仕様、全自動仕様やラベルを上貼り、下張り、横貼りなど様々な仕様があります。
    ラベル貼り機に付随するコンベア機長も価格に影響する要素となります。
    上貼り仕様で約150~200万円、横貼り仕様で約200~250万円となります。
    装置本体のみの価格であり、装置運搬費用、設置工事費用は別途費用がかかります。

  • ラベル貼り機の選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    ・選定のポイント
    処理能力
    剥離→半自動→全自動と処理能力が高くなりますが、その分機器の価格も上がります。
    また、生産工程によっては高価な全自動タイプよりも、半自動タイプを複数台導入したほうが効率が良い場合もありますので、自社にあった機器を選定しましょう。

    対象製品の形状、材質
    ボトルにはボトルラベラー、段ボールには段ボールラベラーなど、対象製品によって専用の機器が存在します。

    ラベル形式
    枚葉ラベラー:あらかじめ1枚づつ準備されたラベルに接着剤を塗布し貼り付ける機器
    ロールラベラー:ロール状に巻かれたラベルを一定の長さでカットして貼り付ける機器
    タックラベラー:あらかじめ糊が塗布されたラベルが台紙に貼り付けられたものを剥離して貼り付ける機器

  • ラベル貼り機導入後のトラブル事例と事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    製品に貼り付けたラベルの文字内容がかすれている数個に一個発見されている。

    原因①
    製品にラベルを貼り付けた後のラベル押さえローラーの高さがあっていない。
    原因②
    製品に貼り付けているラベル材質とラベル押さえローラーが滑り相性が悪い。

    対策①
    ラベル押さえローラーは生産品種によって設定を変える、押さえローラーを自重のみのフリーローラ―とする。
    対策②
    押さえローラーとラベルの材質の滑り性を確認して材質によってローラー種類を変える、または共通材質に変更する。

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  • ラベル貼り装置

卓上型定位置円周貼りラベラー

高精度ラベリング:特殊な丸瓶に対応 LR1300は、特殊な形状のボトルに対応できる円周貼りラベラーです。LR1100よりも精度が高く、楕円形などさまざまな形状や硬さのボトルにも対応します。 光電センサーでボトルを正確に位置決めし、ラベルをボトル全周に巻き付けてしっかりと貼り付けます。特にボトルの3/4や全周を覆う長いラベルに適しています。 多様な用途と便利な操作性 LR1300は前回の設定を自動で保存し、次回の起動時に再設定の手間がありません。これにより、作業効率が大幅に向上します。 ラベルの貼付位置はハンドホイールで簡単に調整でき、位置表示装置で高さが数字で示されるため、常に同じ品質のラベリングが実現できます。 卓越した品質と耐久性 LR1300はSUS304 ステンレス鋼と高品質なアルミ合金で作られており、電子部品はcGMP製薬基準に適合しています。 医薬品、食品加工、化粧品、化学工場、包装製造業など、さまざまな分野で生産効率を大幅に向上させます。 単体でも使用できますが、ボトル供給/収集ターンテーブルや自動/半自動キャッパー、充填機、カプセル計数機などと組み合わせて、自動化された生産ラインを作ることも可能です。 メリット ・高品質なコンベアとモーター 耐摩耗性のコンベアベルトは、強い摩擦力により安定した輸送を実現します。 ・定位置ローラー装置 ボトルをコンベア上で正確に位置決めし、迅速かつ精密にラベリングを行います。 特長 1.エア式定位置ローラー装置 •ボトルを精密に感知し、位置決めを正確に行うことでラベリング精度を向上します。 2.幅広い産業に対応 •さまざまな業界で使用可能です。 3.環境に配慮した素材 •耐衝撃性・耐熱性に優れた硬化プラスチック使用し、材料の80%以上がリサイクル可能です。 4.使いやすい •旋回方向を示すマークが付いたハンドホイールでラベル位置の高さや角度を簡単に調整します。 5.直感的な操作パネル •簡単にパラメータ設定が可能です。 6.警告ラベル •危険部分に黄色の警告標識を設置します。 7.マイクロコンピュータ制御 •簡単操作でパラメータ設定が可能で、一人でも容易に操作できます。 8.高品質な製造 •金属部品の仕上げが丁寧で、耐久性が高いです。 9.コンパクトな卓上型機械 •小型で、電源を入れるだけで迅速にラベリング可能です。中小規模のラベリングに最適です。

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