FOODTOWNアドバイザー

食品適合塗料(壁塗り、床施工、錆取)徹底解説!

食品適合塗料(壁塗り、床施工、錆取)とは?

食品適合塗料とは、完全に乾いた塗料の膜が、厚生省告示第 370 号(合成樹脂製の器具または容器包装の一般規格)に適合しているものをいいます。
※【食品衛生法(厚生省告示第 370 号)】 食品衛生法の第 18 条に基づき、器具・容器包装は、「食品、添加物等の規格基準(昭和 34 年 厚生省告示第 370 号)」により、規格が定められています。

合成樹脂を含んだ器具・容器包装で は、含まれる合成樹脂の種類に応じて規格が定められており、測定された数値によって判定され ます。
しかし、塗料自体は厚生省告示第 370 号では規格基準が制定されていない為、合成樹脂を 含み、塗膜を形成する塗料においては、器具・容器包装の試験を準用し、含まれる合成樹脂の 種類に応じて測定された数値によって「限度内・限度外」が判定されます。
食品適合塗料の種類、選定ポイント、トラブル事例について解説します。

  • 食品適合塗料の種類、原理、使用用途について

    ・食品適合塗料の種類
     食品衛生塗料にはウレタンフラットと水性ステインの2種類があります。
    ウレタンフラットの特徴
    ・肉持ちが良い
    ・耐溶剤性・耐薬品性に優れ、塗り肌、艶ムラが発生しにくい。
    ・高硬度で耐スリ傷性に優れている。

    水性ステインの特徴
    ・木地着色用、ステイン仕上げとして使用できる。
    ・クリアー塗装する場合、ラッカ・ウレタン塗料・水生ウレタンなど塗料を選ばない。
    ・水による希釈にて簡単に着色が可能になる。
    ・刷毛ムラや、塗りつぎムラになりにくい。
    ・オイルフィニッシュのような鮮明な仕上がりになる。
    ・カラー同士混ぜ合わせ調色することも可能。
    ・水性ステインのみで仕上げることも可能。

    食品適合塗料の使用用途
    ・食品製造現場の床面施工
     製造現場の中でも特に混合や焼成、味付けなどの製造工程の床面は滑りやすく危険です。 
     防滑、排水、耐熱、防カビ、耐薬品、耐荷重と様々な用途で床面施工を行います。
     床面に使用している塗料も食品適合塗料であることの確認が必要です。

    ・制御盤や設備の塗装
     電気制御盤やロボット本体、包装機架台などで使用する材質でステンレスを使用不可の
     場所もあります。錆びの発生を抑える用途で塗料を使用する場合、塗装で対応することで
     装置の値段を抑える用途で使用する場合もあります。

  • 食品適合塗料価格について

    食品適合塗料の価格については塗料1㎏当たり約数千円~1万円程度で購入することができます。
    食品製造機械でステンレスを使用する場合は多くありますが、水をかけての洗浄は行わない工程や、錆びの発生の懸念が少ない場所には食品適合塗料を使用して装置価格を安価に抑える方法もあります。
    包装工程設備でオールステンレス仕様と食品適合塗料による塗装(フェニックス塗装)を行った場合で装置価格が約200~300万円程度変わる場合もあります。

  • 食品適合塗料の選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    ・食品衛生試験(昭和34年厚生省告示第370号)にて安全性を実証されている製品であるか?
    ※合成樹脂を一切含まず、鉛・カドミウムなど人体に有害な物質を含まない
    ・告示対象外製品で日本塗料検査協会にて建築基準法施工令20条の7第4項の基準試験で確認済であるか?
    ・成分明示と石油系溶剤ならびに石油系乾燥剤を使用していないか?
    上記項目をクリアしている塗料を食品適合塗料といいます。

  • 食品適合塗料のトラブル事例、事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    ロボット本体に使用している塗装の剝離片が製品に混入した。

    原 因
    ロボットを導入後、経年劣化により塗装が硬化していた。

    対策①
    ロボット塗装の剥離場所の養生(暫定処置)、塗装の剥離が進んでいないか設備点検と合わせて確認を行う。
    対策②
    製品に混入した異物が食品適合物であるかの証明として、材料証明書を保管しておく。

製品詳細確認・カタログ無料ダウンロード可能

カタログダウンロード

カタログダウンロード

  • 共通ツール
  • 食品適合塗料(壁塗り、床施工、錆取)

リペアキッド補修小僧

3~5㎝の深さがある欠損も手軽に直せる簡易補修キットです。容器に主剤、硬化剤、骨材を全て投入後、振って混ぜるだけで材料混合ができ、1工程で簡単に欠損補修が可能です。欠損補修により食品工場でHACCP衛生対策や工場床でのつまずき原因を予防します。 【特長】 ・骨材の容器に樹脂液を入れ振って混ぜるだけで施工に取り掛かれ、同封の金ゴテで均一にならすだけで簡単に補修できます。 ・水性タイプで低臭、非危険物。 ・高強度で硬化後は重量物の走行も可能です。 【用途】 工場床欠損補修、クラック補修 【荷姿】 ◯リペアキッド補修小僧(1箱) 主剤:100g(アルミパウチ)、硬化剤:100g(アルミパウチ)、骨材:900g(ポリ容器)、硬化促進剤:4g(タレ瓶)/各2個 および金ゴテ1丁 【欠損補修例】 ➀10㎝×10㎝の場合:深さ10㎜で5ヵ所 ➁20㎝×20㎝の場合:深さ12㎜で1ヵ所         ➀30㎝×30㎝の場合:深さ6㎜で1ヵ所        ※1セット当たり。下地の状態により施工面積は増減します。 【施工方法】 ➀表面の汚れや粉っぽい層をサンディング等で取り除いた後、テープ等で養生します。 ➁骨材に主剤と硬化剤、硬化促進剤を投入します。 ※硬化促進剤は冬季(10℃以下)のときは全量、春・秋(10~25℃)のときは半量、夏季(25℃以上)のときは未添加~半量加えてください ➂フタをし容器を逆さまにして、骨材に樹脂を絡ませながらよく混ぜます。 ➃さらによく振って、色が均一になるまで混合します。 ➄補修箇所に材料を配ります。 ➅付属の金ゴテで均一にします。 ➆表面をきれいにならし完成。 【適応基材】 ・コンクリート

解決できる課題

  • 品質向上
  • 食品対応塗料

カタログダウンロード

カタログダウンロード

  • 共通ツール
  • 食品適合塗料(壁塗り、床施工、錆取)

フロアトップアクア フォルティス

■ 床に何が塗られているか分からない ■ 重量物の通行に耐えられない ■ 即日開放したい ■ 撹拌機を持っていない ■ 操業中に塗りたい ■ 退色を防ぎたい 床塗り替えの現場でのお困りごとから生まれた、かつてない水性床用塗料 【特長】 ・付着性 何が塗られているか分からない場合でも、広範囲の樹脂系床用塗料の既存塗膜にプライマーなしで上塗りできます。また下地処理のいきとどいた普通コンクリートに直接塗装できます。 ・耐久性 従来の水性薄膜床用塗料と比較して架橋密度が高く3倍の耐摩耗性があります。ライフサイクルコストを低減できます。 ・安全性 水性塗料のため安心してご使用いただけます。また低臭なので操業中でも塗装できます。 ・乾燥性 独自の配合技術により1時間で歩行開放、8時間で重量物開放できます。(気温23℃・湿度50%の場合) ・材料混合 電動撹拌機がなくても二液型塗料が簡単に混合できます。 ・耐候性 つや有りクリヤー・つや消しクリヤーは、UVカット機能を有しているため素地の風合いを活かす仕上げの他、既存塗膜の退色を抑制します。 【用途】 各種工場、倉庫、店舗、事務所、通路等の屋内外床 【荷姿】 ◯13.5kgセット 主剤:12kg/印刷石油缶、硬化剤:1.5kg/3.2L角缶 ◯3.6kgセット 主剤:3.2kg/4kg丸缶、硬化剤:0.4kg/1L角缶 【塗り面積】 ・50m²(13.5kgセットの場合) ・14m²(3.6kgセットの場合) ※2回塗り ※混合時に入れる水を加えた塗り面積です。下地の状況により塗り面積は変化します。 【標準色】 14色 #9サマーグリーン・#10ディープグリーン・#11グリーン・#15ライムグリーン・#21アメリカングレー・#27ナチュラルグレー・#31スパニッシュブラウン・#40ベージュ・#50アイボリー・#60スカイブルー・#80ホワイト・#90つや有りクリヤー・#91つや消しクリヤー・黄色

解決できる課題

  • 品質向上
  • 食品対応塗料

カタログダウンロード

カタログダウンロード

  • 共通ツール
  • 食品適合塗料(壁塗り、床施工、錆取)

ピカ素#EX102 仕上がり重視型溶接焼け取り電解液(スケール除去)鏡面材やヘアライン材(HL)【中性塩電解液】

・中性塩電解ステンレス溶接焼け取り法【ピカ素#EX102】電解液は、電気を発生する「電源器(機)」と、その電気を伝える陽極(プラス)、陰極(マイナス)の「コード類」と、多くの種類を取り揃えた「電極類」と「モップ類」、そして、ステンレス(SUS)材種や表面の状態によって、豊富な選択肢のある「電解液」【ピカ素#EX102】のご紹介ページです。 ・ステンレス(SUS)鋼にとって最も大切で重要なのは、『不動態皮膜』の耐食性(つよさ)であり、弊社では創業から「ステンレスにより耐食性(つよさ)と輝きを」をモットーに、電解液【ピカ素#EX102】を用いることにより、ステンレス(SUS)鋼表層に、『ウルトラ不動態皮膜』を形成する特許技術で、『SUS304をSUS316並へ』ステンレス表層を改質する金属表面改質処理技術で、お客様の商品に付加価値を提供する、ステンレス焼け取り中性塩電解液【ピカ素#EX102】です。 【特徴】 1)鏡面材、ヘアライン材(HL)の焼け取りウルトラ不動態化!「交流回路」との組合せで、特性の本領発揮。 2)★仕上がり重視型電解液★焼け取りと同時に耐食性を大幅にアップさせる “ウルトラ不動態皮膜(特許)の形成。 3)人と環境に配慮した安全無害な中性塩電解液 4)共通ポイントとして、 ●電解作業中の電解液の汚れや臭気を改善! ●結晶化防止の新処方で冬場も安心! ●長期保管で変色なし! ●水洗性抜群。 【種別】中性塩電解液 【荷姿】1リットル、4リットル、18リットル 【こんな時には】 ・電解焼け取りは状況によって電解処理部分が「白っぽくなる」ことがあります。 その場合は、「ピカ素NEO#ブライトAC」「ピカ素NEO#ブライトACN」「ピカ素NEO#ブライトACS」「ピカ素NEOブライトACW」の交流波形の電解液をお試しください。 【製品仕様】 産業分類 タンク・容器 一般 化学プラント 用  途 ステンレス用 電気回路 交流波形 特殊波形 クリーナー回路 素材 HL材・鏡面材 オーステナイト系 二相ステンレス 液類用途 ウルトラ不動態化 焼け取り用電解液(中性液) 優先性 仕上がり優先 不動態化処理 厚板

解決できる課題

  • クレーム対策
  • 異物対策

カタログダウンロード

カタログダウンロード

  • 共通ツール
  • 食品適合塗料(壁塗り、床施工、錆取)

アクアルーフ

水性なのに防錆力に優れた下塗りと中塗りが兼用の「アクアルーフ」と、高耐候性で汚れにくい上塗りの「アクアルーフトップ」。下塗りから上塗りまで全工程水性仕様で臭気を嫌う食品工場等に最適です。防水効果もあり、長期にわたって金属屋根をガードします。 【用途】 ・大型プラント工場・倉庫屋根・食品工場等の鋼板屋根の塗り替え ・カラー鋼板の塗り替え ・油性系、合成樹脂系旧塗膜のある屋根の塗り替え ・鋼板屋根全般(ガルバリウム鋼板含む)の塗り替え ・瀝青質系旧塗膜(架橋型)の塗り替え 【特長】 ・鋼板屋根を錆から守る優れた防錆機能 特殊防錆添加剤の採用で、水性タイプの性能を上回るのはもちろん、防錆塗料として多くの現場で使用されている溶剤二液エポキシ防錆プライマーに匹敵します。 ・雨水の侵入を防ぐ高い伸縮性と耐久性 アクアルーフに使用しているアクリル樹脂は、高い引張性能(伸び率500%)があるため、優れた防水効果があり、長期にわたって雨水の侵入を防ぎます。また、熱衝撃(-30℃⇔80℃の繰り返し)に強く、耐久性に優れています。 ・2倍の厚さで塗り替え周期を延長、防音効果も発揮 屋根用塗料の多くが厚さ130μm程度なのに対し2倍の厚さに塗装できるため、錆の発生原因を寄せ付けず、塗り替え周期が延長できます。 さらに75dBもあった騒音が69dBまで抑えられるなど防音効果も発揮します(1時間40mmの降雨量と同等の水量を折板屋根に降らせ、屋根の裏側から20cm離した距離で計測※)。これは1kHzでの音圧レベルを音の大きさ(音圧)に置き換えると、約1/3にまで軽減されたことを表します。 ※当社試験結果 ・高い遮熱性能で工場環境を改善します。 太陽熱を効率よく反射する高い遮熱性能により、折板屋根の温度上昇を抑制。工場内の作業環境改善に貢献します。 ・様々な鋼板下地の塗り替えに適用できます。 ■カラー鋼板、ガルバリウム鋼板、カラートタン ■油性系、合成樹脂系旧塗膜 ■瀝青質系旧塗膜(架橋型) 瀝青質系塗膜とは、天然アスファルトを主成分としたシルバーペイントです。塗料用シンナーをこすり付けて溶解する瀝青質系塗膜(非架橋型)の場合は、当社までお問い合わせください。 ・溶剤の排出を抑え、臭気を大幅に低減。 アクアルーフと同等の塗膜性能を持つ屋根用遮熱塗料(弱溶剤型)と比べ、アクアルーフは全工程が水性塗料仕様なので、溶剤の排出量が極めて少なく安全・低臭です。 ・スプレー塗装で工程短縮、工期が抑えられます 飛散の少ないスプレー塗装(エアレス)での施工により、中塗り・上塗り1回ずつの2工程で仕上げられます。※1※2(ローラー塗装は3工程※2) 大幅な作業時間の短縮が可能です。 ※1スプレー塗装はアクアルーフに限ります。※2下地に錆がない場合。 【内容量】 ◯アクアルーフ 16kg/石油缶 ◯アクアルーフトップ 15kg/石油缶 【色】 ◯アクアルーフ 常備色:ブルー、グレー、ホワイト 受注生産:グリーン、クリーム ◯アクアルーフトップ 受注生産:ホワイトブルー、新グレー、ホワイトグリーン、ホワイトクリーム、ホワイトグレー ※アクアルーフトップは指定色も承ります。アクアルーフトップ指定色は色により2回塗りになる場合があります。指定色の場合、非遮熱になる場合がありますのでご了承ください。

解決できる課題

  • 品質向上
  • 食品対応塗料

カタログダウンロード

カタログダウンロード

  • 共通ツール
  • 食品適合塗料(壁塗り、床施工、錆取)

ディープインジェクション

ディープインジェクションとは 建物の沈下や地盤陥没の原因となっている地盤の弱い箇所にテラテック樹脂を注入します。樹脂の膨張力で地盤を押し固め、地耐力を強化します。 ディープインジェクション工法の特長 1.テラテック工法同様地盤の掘削作業は必要としません。 (φ20mm程度の穴より樹脂を注入) 2.ほとんどの地盤での施工が可能です。 (特に、砂質地盤、地下水位より浅い地盤に適します。) 3.短時間での地耐力強化が可能です。 (施工面積100㎡あたり2~3日) 4.施工時は、重機を使用しないため、騒音、振動はほとんどありません。 5.工法は、注入樹脂の反応過程で行われ、油圧、水圧などは使用しません。 6.樹脂の膨張力は、最大10Mpaの力を生み出し、これが地盤改良以降の建物の沈下修正に発揮されます。 7.急速に固化された樹脂は、長期的にも強く安定した基質とともに、地盤や地下水汚染を発生しません。 施工条件 適用土質 砂質土、礫質土、盛土地盤(ほとんどの地盤での適用可能) 施工深度 地表面下3m 施工深度 店舗・倉庫など小規模・一般建築物、工作物

解決できる課題

  • SDGS対策

「いろんな製品があって選ぶ基準が分からない…」そんなアナタに

食品業界のプロに無料相談

ヒアリングシート
3つのメリットと特徴

  • MERIT 1
    自動化すべき工程が
    明確になる!
    相談は3分で登録完了。自動化したい工程と製造条件を選択するだけ!
  • MERIT 2
    相談するだけで最適な
    メーカー紹介に繋がる!
    1,000社、10,000を超える商品から最適な情報を紹介!
  • MERIT 3
    補助金や助成金の
    情報紹介も可能!
    自動化するために活用できる全国の補助金情報も紹介!