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FOODTOWNアドバイザーが徹底解説!
食品工場に特化したFOODTOWN自動化専属アドバイザーが独自の視点で各製造⼯程や商品種別について徹底解説︕
説明だけでなく、導入時の確認すべき事項や選定ポイント。導入後のトラブル事例や事前対策ポイントなど現場で役立つ情報を掲載しています。
ろ過、分級、濃縮装置とは?
ろ過装置とは、ろ過材を搭載したろ過をするための装置です。
一般に業務用でろ過装置というときは、液体のろ過を目的とするものを指します。 食品製造においては、飲料や、チョコレートやクリーム、清酒や醤油等の製造工程の中で使用されます。
製造工程の中では固形物と液体を分けて次工程で使用する製品の抽出や、濾過器を通過させることによって製品を滑らかにしていく工程で採用されていることが多くなります。
ろ過装置の種類、選定ポイント、導入後のトラブル事例について解説します。

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ろ過装置の種類、原理、使用用途について
・ろ過機
幅広い食品製造や食品加工の場で使用されています。
水処理機器や油ろ過機がこれに含まれます。
これらはフィルターを通して水や油に含まれた不純物を取り除きます。
・圧搾機
清酒や食酢、みりんや醤油等の醸造関係製品の製造や、
飲料、果汁や寒天、食品油等の食品関係の製造に使用されます。
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ろ過装置選定ポイント、導入時の確認ポイント
ろ過する目的、濾過後の使用用途を明確にする
製品の最終的な出来栄えに影響を及ぼすため、逆算してろ過部の選定が必要です。
ろ過の方法によって抽出される、または分離される物性も変わります。
ろ過装置には、フィルターを介して不純物を取り除くろ過装置や圧搾機のように原料を絞る機械、
他にも様々な装置があります。上記の油ろ過機にしても、使用後にろ過する機械と使用しながらろ過する機械があります。使用用途に合った性能や特徴を持った機械を導入しましょう。また、設置場所や設置スペースもしっかり確認するようにしましょう。
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ろ過装置導入後のトラブル事例、事前対策ポイント
トラブル事例
ろ過部のメッシュフィルターが破損していることを確認したが、いつから破損しているか不明であった。
破損していた部分全てで照合することはできず、破損一部が行方不明となってしまった。
原因①
メッシュフィルターの点検頻度が明確化されていない、トレースできる情報が残されていない。
原因②
ろ過装置後、近辺に金属検出器などの検査機器も設置されていない。
対策①
ろ過装置のような製品に圧力をかけて搬送する工程などは特に点検頻度を明確にしてトレース情報を残すことで、前回点検時までは破損がなかったことを担保できるようにしておくこと。
対策②
ろ過や圧搾などの製品やフィルターに圧力をかけて次工程へ送る製造工程の場合、直後に金属検出器などの検査装置を設けることで早期発見に繋がり、汚染範囲の根拠情報として品質向上に繋がる。 -
ろ過装置導入価格について
ろ過装置の導入規模により大きく変わります。
大規模な飲料製造ラインから限定的な工程でろ過を行うなど、価格幅も非常に大きくなります。
ユーティリティ設備で排水処理関連施設でもろ過装置は使用されています。
導入の規模によって、ろ過装置の仕様によって変わるため条件の整理、要件定義を行うことから行っていくことになります。

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