FOODTOWNアドバイザー

製パン関連装置徹底解説!

製パン関連装置とは?

製パン関連装置とはパンを製造するために必要となる一連の装置を指します。
パンを製造するためには一般的に「混合、ミキシング」→「一次発酵」→「生地分割」→「ベンチタイム」→「成型」→「二次発酵」→「焼成」→「包装」という流れで製造されます。製菓製パンを製造する機械装置として下記の装置があげられます。
・オーブン ・ミキサー ・ホイロ ・モルダー ・急速凍結機 ・冷蔵庫 ・冷凍庫

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  • 製パン関連装置の種類、原理、使用用途について

    ・オーブン 
    パンを焼くための機械です。一度にどれだけのパンを焼くかによってその大きさは異なり、2段式、3段式などパン屋の規模に応じてオーブンの大きさも異なります。また、フランスパン専用のオーブンや兼用のものなどもあります。

    ・ミキサー  
    パンの元となる生地を作るために、小麦粉と水、イーストを混ぜる機械がミキサーです。
    <ミキサーの種類>
    縦型ミキサー
    ミキサーボウルを取り外せるタイプで、ドウフックを取り付けて使用します。アタッチメントで、ホイッパーやビーターなどがあり。スポンジケーキやパウンドケーキにも利用できます。

    スパイラルミキサー
    バネのような形のフックがついており、ぐるぐる回りながら捏ねます。縦型ミキサーのような高速ミキシングはできませんが、効率良く生地をつなげていきます。

    横型ミキサー
    比較的大型で、中規模以上の工場で使用されています。中種法の仕込みに向いています。

    その他のミキサー
    その他には、アートフェックス型やスラントミキサー、ツイーディーミキサーなどがあります。

    ・ホイロ(ドゥコンディショナー) 
    ホイロとはパンの生地を発酵させる機械のことです。また、発酵の工程そのものこともホイロと呼ぶことがあります。

    ・モルダー 
    モルダーとはパンの製造工程上重要な「ガス抜き」と「成形」を行なうための機械です。モルダーを使うことでただの生地から形がつくられ、パンらしくなっていきます。

    ・生地フリーザー 
    生地フリーザーは、パン生地を冷蔵・冷凍し保管するために使います。普通の冷蔵庫や冷凍庫と異なるのは、生地を冷やすために専用のバットを挿せる形状になっていることです。このバットの上に生地を乗せて保管します。前日に生地を仕込んで分割し、丸めておいた生地を冷蔵庫で保管して次の日に使う、というのが一般的な使い方と思います。これにより、好みのタイミングで成形することが出来るようになります。

  • 製パン関連装置導入価格について

    パン製造の一連の機器価格では製品や仕様によって大きく変わるためここでは記載しません。
    パンを製造する工程ごとに切り分けて、各装置毎に見積を取得することになります。
    各機器の処理能力やオプションにもよりますが単体ごとの機器では約500~2000万円程度が多くなります。
    既存設備との連結を行う場合は、既存と新規導入設備との境界部分が非常に問題になることが多いため事前にお互いの情報を取り合うことが最重要課題となります。上記価格は本体のみの参考価格で、装置搬送費用や設置工事費用は別途必要となります。

  • 製パン関連装置の選定ポイント、導入時の確認ポイント

    製パン機器の選定ポイントはなんと言っても1回に作りたい量を選定します。その作りたい量から選定した機械がわかれば、次にその大きさの機械が製造現場のスペースに合うかどうかを選定します。
    その次に環境に合わせた機械選定が必要になります。例えば電気式が良いのか?ガス式が良いのかで選定機器が異なります。
    製パン関連の機器は大型が多く熱量を発生するものが多いので、その点も注意して機械選定を行います。

  • 製パン関連装置導入後のトラブル事例、事前対策ポイント

    トラブル事例
    パン製造工程の特に原料混合を行う装置周辺が虫の温床になっており、製造ライン全体で同様の虫が捕獲されている。

    原因①
    日々の生産終了後に清掃を行う箇所は清潔に保たれているが、それ以外のところに粉たまりがある。
    原因②
    粉たまりが発生している周辺の捕虫数をモニタリングしているが、適切なタイミングで対策を打てていない。

    対策①
    粉の飛散が伴う工程には集塵機、もしくは粉が溜まらないようにエアーブローしておくなどの対策を行う。
    対策②
    定期的な燻煙剤の実施、虫の汚染範囲を限定的にするために誘引物を設置する

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  • 食品加工・製造
  • 製パン関連装置

成形機トレゴー

生地にやさしい、だから差が出る!本物が作れる! 特に生地を大切に扱いたいと考えているパン屋さんのために開発された、バゲットモルダーの高級機です。極力、生地に負担をかけないシステムを備えているため、取り扱いの難しいパン生地の成形も理想的に行えます。 ・3本ローラーだから生地が傷まない 通常のバゲットモルダーは 2 本ローラーですが、トレゴーはプレモールディングが行える 3 本ローラータイプ。段階的に無理なく成形できます。 ・キメ細かいクリアランス クリアランス調整は 36 段階。仕上がりのバラツキもありません。 ・どんなパンも思い通りに成形 普通のシステムではローラーの1本のみが動くことによりクリアランスを調整しますが、トレゴーならではのPPRシステムは手前の2本のローラーが連動して動きます。このために、ローラー間隔の微調整が可能になり、より少量のパンも成形することができます。50g~ 1,450g の生地に対応できるので、小さいパンから大型ローフまで一台で対応できます(PPR、トラディションのみ)。 トレゴー PPRシステム PPRシステム 2本のローラーが連動して動く トレゴー 普通のシステム 普通のシステム 2本のローラーは固定 ・生地を守る国際特許ローラー プレモールディング時の1本のローラーに複数のへこみがあります。このへこみ形状がガスを含んだ生地に優しく働き、圧力をかけすぎないために生地に負担のない成形が行えます。 この国際特許のアルベオプラスシステムで、デリケートな生地のガスを無理に押し出すことなく、すばらしい気泡のパンを作ることができます(トラディションのみ)。 トレゴー アルベオプラスシステム ・先細バゲットを簡単成形 オプションの「ポイントップ」を後部コンベアベルトに装着するだけで、先細タイプのバゲットを簡単に成形できます。

解決できる課題

  • 人手不足解決
  • 自動化
  • 生産効率改善

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バターロールパンナ PNB

【バターロールパンナ PNB】 BISSCスタンダードの安全と衛生を遵守、 食品衛生の信頼性に貢献します。 【製品特徴】 ◎安定したパンニング ・生地整列機構  回転ストッパで生地を待たせ、クレセントモルダで乱れた生地位置を平均化します。 ・ダブリ生地除去装置 ・パンニング落差の減少  独自のトレー機構により天板までの落差を最小にし、生地の着地を安定させました。 ・パンニングトレー速度の減少  移動速度を減少させ、生地パンニング時の生地振れを抑えました。 ◎パンニングロス減少  ライン同期運転中、前工程が停止しても残りの生地を自動処理します。 ◎メンテナンス性向上  機械本体をケースコンベヤ上側に設置  ケースコンベヤが機械に内蔵されていないため機械各部へのアクセスが容易になりました。 ・プッシャユニット抜差し機構  トレープッシャユニットがまるごと抜差しが可能なため部品の交換、点検の時間が短縮されます。 ・カバーのシースル化により点検が容易です。 ・床との間隔が大きいため清掃が簡単です。 【PNB型  主要仕様】 生産製品 バターロール 生地質量 30~60g 処理能力 1列当たり 2500個/h 駆動 第2プルーファと同調駆動 モータ出力 0.9kW (本体) エア容量 100~250Nl/min 490kPa ステーション 1または2ステーション 列数 2または3列 段数 4,5,6(基準),7,8段 機械寸法 (W×D×H) 2608mm×2300mm×1520mm ※寸法は天板、パンニング列により変わります

解決できる課題

  • 品質向上
  • 歩留まり改善
  • 自動化
  • 生産効率改善

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  • 食品加工・製造
  • 製パン関連装置

ドウシータースーパーシーター

ローラー間隔35mm 一度にできる、手間が省ける! 生地に無理をかけず、シート加工の処理量をアップできます。クロワッサン、デニッシュ、パイなどの折り込みはもちろん、菓子パンなどのノシものにも利用できます。 使いやすい操作パネル 運転速度は低速・高速の二段階に切り替えができます(SFBを除く)。 シーター 操作パネル シート加工の処理量アップ シート加工の一回の処理量はローラー間隔で決まります。全機種ローラー間隔最大35mmローラーが開くので、大きな生地を扱うことができます。 シーター 間隔35mm 国際安全標準に準拠 非常停止機能付きの安全ガードにより、手などの引き込み事故を防止します。 シーター 安全 清潔に使用できる設計 ローラーは硬質クロムメッキ加工。内部のベアリングは汚染防止設計で清潔に使用できます。 簡単お手入れ スクレーパーや生地のカスがたまりやすい箇所は簡単に取り外しが行え、清掃しやすい構造となっています。 シーター 掃除しやすい 移動・収納がラク 使用しない時にはコンベアテーブルを折りたたんで収納でき、スペースを節約できます。また、SFE500とSF600はキャスターで簡単に移動ができます。

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