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FOODTOWNアドバイザー徹底解説!

食品工場に特化したFOODTOWN自動化専属アドバイザーが独自の視点で各製造⼯程や商品種別について徹底解説︕
説明だけでなく、導入時の確認すべき事項や選定ポイント。導入後のトラブル事例や事前対策ポイントなど現場で役立つ情報を掲載しています。

水産加工装置とは?

フィッシュカッターとは、名前の通り魚類の頭部をカットする、3枚おろしにする工程を自動で行う装置をいいます。魚のみではなく、イカ、カニ、エビ、昆布などの魚介類も含めてカット装置の総称となります。

魚類は多くの場合、頭部、尻尾、内臓、ウロコ、皮など可食部とそれ以外に分ける必要があります。カニの加工機の中でもズワイガニ、タラバガニそれぞれに合わせた仕様の加工機が必要になるため、加工する製品のサイズや重量、特性を整理した状態で仕様を検討していくことが重要です。

魚の種類も同様に加工するサイズに合わせて装置設計をする場合が多いため、「頭部を除去したい」、「内臓を除去したい」、「ウロコをどの程度まで除去したい」といったように目的を明確にしておく必要があります。
フィッシュカッターの種類、選定ポイント、価格について解説します。

  • フィッシュカッターの種類、原理、使用用途について

    フィッシュカッターの種類について
    フィッシュカッターには魚種、サイズ、用途に合わせて幅広い仕様の装置があります。原理、使用用途についてはそれぞれの装置が専用装置となっている場合が多く、汎用性は高くないということもフィッシュカッターの特徴です。

    ・ヘッドカッター
    魚類の頭部を切り落とすための装置です。
    サケ、マス、アジ、サンマ、イワシ、サバ、カレイ、カツオ等、大きさや形状に適合した製品があります。

    ・うろこ取り機
    羽根の回転を使ってウロコを掻き起しながら剥離させていく「羽根式」、高圧の噴射水を使ってウロコを浮かせて剥離させていく「水圧式」があります。未解凍の魚や魚体の硬いもの・有頭・無頭、ヌメリ取り等にも対応した仕様の製品もあります。

    ・スキンナー
    刃付きローラーによって魚類の皮を剥く装置です。魚類によって皮の厚さにも差があるため厚い皮にも対応した製品があります。

    ・その他各食材の特徴に合わせた用途の装置があります。
    イカ用装置:イカの角切り機、イカリングカッター、イカソーメン機、イカ洗浄機、イカ表裏スキンナー、イカ足分けカッター、イカロール伸ばし機、イカ腑絞り機
    カニ用装置:カニ肩肉二つ割り機、ズワイ棒肉皮削機、タラバガニ解凍棒肉斜め切機
    エビ・階層用装置:エビ開き機、めかぶ洗浄機、昆布刻み機、エビ筋切り伸ばし機

  • フィッシュカッターの選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    フィッシュカッターの選定ポイントについて
    ・加工したい魚種、加工内容、目的に対応しているか
    フィッシュカッターは上述の通り、魚種、加工目的に合わせて専用設計とする場合が多いため、まず加工内容と目的を明確にすることが重要です。同じ加工内容の場合でも魚種が変わると、魚の頭部や尾ひれなどのサイズも変わるためその都度魚種に合わせた設計が必要になるということになります。

    ・処理能力はどれだけ必要か
    加工内容、目的を達成したうえでどれくらいの処理能力が必要かを確認しておく必要があります。フィッシュカッターの多くは1次加工である場合が多く、次の加工工程との加工能力バランスも検討して装置の選定が必要になります。

    ・サニタリー性が考慮された仕様になっているか
    フィッシュカッターではほとんどの場合、生の状態の魚類を加工するため加工作業終了後の掃除が重要な工程となります。作業終了後に適切に清掃ができていなければ、原料残りから菌の腐食源、虫の発生源になることもあります。
    装置の仕様検討、選定の際には掃除の簡便性も考慮すべき項目のひとつです。

  • フィッシュカッター導入後のトラブル事例、事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    冷蔵用魚類フィッシュカッターで冷凍保存していた魚をカットしたが、過負荷によりカット刃が破損して金属片が発生した。

    原因①
    魚をカットするという目的が同じであったため、同一設備で加工を行ってしまった。
    原因②
    冷蔵保管用の設備と冷凍保管対応の設備の違いが認識できていなかった。担当者教育の不行き届き。

    対策①
    冷凍用と冷蔵用で設備に用途の違いがあることを作業標準書や設備の見える場所に表記しておく。
    対策②
    作業工程に入る作業担当者やオペレーターに導入教育を行い、作業習熟具合の確認を行った後で作業を任せる。

  • フィッシュカッター価格について

    上述している通り、フィッシュカッターは魚種、加工目的に合わせて専用機設計になる場合が多くなります。
    参考例として、アジ、イワシなどの小型魚2枚卸装置 約300~350万円、中型魚の2枚卸装置 約500~550万円ほどの価格となります。
    様々な仕様があるため、目的、加工内容を明確に整理することが重要です。
    上記は装置本体のみの参考価格になり装置運搬費用、設置工事費用は別途費用がかかります。

  • 食品加工・製造
  • 水産加工装置

水産用センターカット・開き兼用機 RFCC-45

製品の特徴 1台2役センターカットと、開き加工ができます! 簡単な調整で、センターカット加工と、開き加工が可能です。又、頭付でも切断できます。 独自のベルト機構を採用! 独自の原料を包み込むベルト機構を採用、安定した作業が可能です。 刃物の回転速度とベルトスピードの調整が、それぞれできるので、各種原料に対応できます。 工作機械レベルの軸受けが自慢です! センターカット機は、刃物の精度と、軸受けの精度と剛性が大変重要です。工作機械レベルの設計で作ってあります。 対応魚種(調整無しで加工できます。) サケ、マス、鯛、メロー、銀ダラ等 大型魚1kg〜5kg サバ、ホッケ、赤魚等 中型魚200g〜1kg 製品の仕様 寸 法 長さ:140cm(投入台付190cm) × 幅:90cm × 高さ:140cm 電 源 AC200V/2kW 本体材質 ステンレス(主要部) 処理能力 50 〜 60尾/分 使用水量 5 〜 10リットル/分 改良の為、一部仕様を変更することがあります。予めご了承ください。

解決できる課題

  • 経費削減
  • 人手不足解決
  • 省エネ対策
  • 省スペース
  • 食品加工・製造
  • 水産加工装置

エビ加工機器 Arm press type NOBASHI Machine

エビ加工機器新方式世界初!! Arm press type NOBASHI Machine エビ加工機【SEKAI-ICHI】シリーズに新機種登場!! 日本のものづくりの観点から産まれた、新方式世界初!! 省スペースに設置でき、小人数でオペレーションができる事で生産性に優れ、高品質な伸ばしエビの製造が可能。 衛生面においても洗浄性に優れ、洗浄の際の着脱部品も少なく、機械本体をオープンな状態にする事ができ、短時間で完全な洗浄が行なえます。 従来のNOBASHI Machineの上位機種で、こだわりの伸ばしエビ生産に最高のパフォーマンスを発揮致します。 特 長 〈SUJIKIRI Machine〉 スピード調整可能なパレットコンベアーと刃の深さ調整ができます。 高速回転ナイフにより身くずれのないシャープなカットができます。 〈NOBASHI Machine〉 エビの伸ばし寸法は簡単に調整できます。無理なく自然の美しさと食感をそのままに新鮮な伸ばしエビができます。 材質 SUS 304 機械設置寸法 〈SUJIKIRI Machine〉 開口:W 2,010mm 奥行:D 800mm 高さ:H 1,600mm 〈NOBASHI Machine〉 開口:W 2,020mm 奥行:D 650mm 高さ:H 1,600mm 電気容量 3相200V 〈SUJIKIRI Machine〉 0.48kW 〈NOBASHI Machine〉 0.18kW

解決できる課題

  • 品質向上
  • 自動化
  • 生産効率改善
  • 食品加工・製造
  • 水産加工装置

小型・高速ハモ骨切り機 HS-6B

製品の特徴 高品質 職人の包丁による引き切りと同じ動作で、皮には確実に切り目が入ります。 1mm厚の超薄刃による引き切り動作で、切り身にストレスがかからない。 高速 従来製品の2〜3倍以上の加工能力です。(当社の二枚丸刃切断方式と比較) 細身のハモならベルト幅に合わせて2〜3匹まで同時加工が可能です。 簡単 あらかじめ設定しておいた切断条件に、ボタン1つで簡単に切り替えできます。 魚の条件に合わせた切断ピッチ、切断速度に簡単に設定を変更できます。(6種類まで) 簡単にコンベアベルトの取り外しができ、しっかり洗浄できます。 オプション カットシート供給ユニット(カットシートを使えばアジのタタキ、イカソーメン、サバの切り身、姿切り棟の刺身切り加工が出来ます。) 対応魚種 骨切り(ハモ・ウツボ) ハモのしゃぶしゃぶ イカ素麺 イカ格子切り(2回通す) 製品の仕様 寸 法 長さ:110cm × 幅:75cm × 高さ:140cm 電 源 AC200V/500W 本体材質 ステンレス(主要部) 最高切断速度 90cm/分(切断ピッチ:2.5mmの時) 最大切断ピッチ 0.5mm 〜 100mm(0.1mmピッチで設定可能) 最大切断幅 20cm 改良の為、一部仕様を変更することがあります。予めご了承ください。

解決できる課題

  • 経費削減
  • 人手不足解決
  • 省エネ対策
  • 省スペース
  • 食品加工・製造
  • 水産加工装置

【エビ加工機器】 FINE-3600STR型

【エビ加工機器】 Shrimp processing Machine FINE-3600STR型 エビフライ・カニ爪フライ・串カツ・俵形・ボール形状に特化したパン粉付機です。パン粉の種類・目の大きさを選びません。特別仕様では【スライスアーモンド入りパン粉】や【粒コーン】短冊皮付きしゅうまいの【短冊皮】にストレスを与える事無く循環搬送できる為、高付加価値製品作りに最適なマシンです。 特 長 時間あたり最大7200尾の生産が可能です。 機械の運転に必要な稼働量が非常に少なく省コストです。 バッター循環用タンクは保冷ジャケット・冷却循環式により、連続稼働によるバッターの品質低下を防ぎます。 センサー管理により機内には最適なパン粉量を維持します。 パン粉の特性を考慮し、パン粉にストレスを与えない構造により、パン粉を傷めません。 機械の操作も簡単で、どなた様でもお使いいただけます。 洗浄補助装置も付属し、洗浄しやすい構造で極めて衛生的です。 別途潜行式バターリング機接続により、海老カツなどの平物パティ原料にも対応可能です。 材質 SUS 304 機械設置寸法 開口:W 6,140mm 奥行:D 4,070mm 高さ:H 1,755mm 電気容量 3相200V 1.83kW 能力(エビ13g相当) 最大7,200尾/H

解決できる課題

  • 人手不足解決
  • 品質向上
  • 自動化
  • 生産効率改善
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ヒアリングシート
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